モンキーセンター休園へ、愛知 老朽化で、数年後再開目指す
約700匹を飼育するサル類専門動物園「日本モンキーセンター」(愛知県犬山市)が8月末で通常営業を取りやめ、9月からは土日祝日のみ営業、10月19日以降は休園する。園内でサルがたき火に当たる姿は冬の風物詩となり、世界屈指の霊長類飼育・研究拠点として知られてきたが、設備が老朽化。リニューアルして数年後の再開を目指す。
センターは名古屋鉄道が出資し、1956年に設立された。59年9月の伊勢湾台風の倒木などでサルのたき火を始め、その後、日本で初めてマウンテンゴリラを飼育した。京都大ヒト行動進化研究センター(旧霊長類研究所)と連携し、現在は50種類ほどのサルが暮らす。
2014年に名鉄グループを離れ、京大が中心となる公益財団法人が運営している。入園料や「ご支猿」として募った寄付などで運営費を賄ってきたが、施設のフェンスや塗装などが劣化。サルが快適に過ごせる広さがなかったり、地震など自然災害で損壊の恐れがあったりする建物もある。
名鉄グループが運営する遊園地「日本モンキーパーク」は通常営業を続ける。
