一部の児童を近隣校に分散登校 東京・小学校火災、損傷激しく
東京都北区の区立滝野川第三小で起きた火災で、区は23日、校舎の損傷が激しいとして、3年生以上の児童約230人について、7月上旬をめどに近隣の学校に分散登校させる方針だと明らかにした。1、2年生の教室は火元から離れているため安全だとして現在の校舎に通わせ、夏休み明けまでに全学年が通える代替施設の確保を目指す。
同日夕、臨時の保護者会を開いた後に、区長や教育委員会関係者らが記者会見した。校舎の解体も検討しており、建て直す場合は5年ほどかかるという。
区によると、22日時点で児童約40人が火災の影響で精神的な不調を訴え、心理面のケアに当たっている。同校は火災後、臨時休校となっており、29日からはオンラインで学級活動などを再開することも検討している。
3年生の娘がいる40代男性は保護者会後に取材に応じ「今後の登校先がどこになるか分からない。学校や先生にフォローしてほしい」と話した。
警視庁によると、火災は19日午前11時ごろに発生。音楽準備室から出火したとみられる。
