娘への性的暴行の父親、実刑確定 当事者の福山さん「大きな安堵」

 富山県黒部市の自宅で高校生だった長女福山里帆さん(26)に性的暴行をしたとして、準強姦罪に問われた父親の大門広治被告(54)を懲役8年とした名古屋高裁金沢支部判決が8日、確定した。被告側が期限の7日までに上告しなかった。福山さんは2024年に実名で被害を公表して以降、性被害の撲滅を訴えてきた。

 福山さんは代理人弁護士を通じ「大きな安堵を感じている。判決後、過去に縛られるだけでなく、これからの人生や、やりたいことを考えられる時間も増えている」とコメントを出した。家庭内性被害で苦しむ人に向けては「私は声を上げてよかったと思う。今回の裁判が選択肢の一つとして届くことを願っている」と訴えた。

 判決によると、被告は16年8月、抵抗できない状態で性的暴行を加えた。暴行は中学2年から高校2年までに少なくとも8回ほどに上った。

 判決は、福山さんが被告に繰り返し性交を強いられ抵抗する気力を失ったと指摘。「(被告の)改悛の情が深まったとは到底言えない」と断じ、被告側の控訴を棄却していた。

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