就労支援打ち切りで施設側を提訴 神戸「人格無視するひどいもの」
病気や障害のある人に働く場を提供する「就労継続支援B型事業所」を巡り、利用契約を一方的に打ち切られたとして、神戸市内の施設に通っていた40代男性と両親が19日、運営する一般財団法人「カナウ」(同市)と代表理事に計約530万円の損害賠償を求めて神戸地裁に提訴した。
市内で記者会見した男性の父は「強制的で根拠もなく、怒りと悲しみを覚えている。息子の人格を無視するひどいものだ」と訴えた。法人側の代理人弁護士は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。
訴状によると、男性は統合失調症とてんかんを発症し、2010年に施設利用を始めた。23年に体調不良で約1カ月休んでから利用日を制限され、プログラムを減らす同意書への署名を強要されたとしている。さらに施設側は「体調不良への対応の限界」や職員らへの誹謗中傷発言があったことを理由に挙げ、最終的に契約解除したという。





