潜水後に高酸素、呼吸器外れる 長生炭鉱ダイバー死亡事故

 山口県宇部市の海底炭鉱「長生炭鉱」で、太平洋戦争中の水没事故犠牲者の遺骨を捜索していた台湾人の男性ダイバーが7日に死亡した事故で、男性の呼吸用装置が潜水後に高酸素の状態を記録し、その後呼吸器が外れていたことが分かった。遺骨収集と返還を目指す民間団体が8日、記者会見で明らかにした。死因は特定されていないが、酸素の圧力が高過ぎると酸素中毒になり危険な場合があるという。

 「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」によると、死亡したのは有志で参加していた徐巍さん=当時(57)=。他の2人のダイバーと沖合約300メートルにある排水・排気口「ピーヤ」から海底の坑道へ潜った。

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