終戦81年、きょう戦没者追悼式 高市首相が初の式辞
終戦から81年となる15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で行われる。天皇、皇后両陛下、戦没者遺族らが参列し、先の大戦の犠牲者約310万人を悼む。高市早苗首相は就任後初めて出席し式辞を述べる。厚生労働省によると、参列予定の遺族3270人のうち戦後生まれは昨年に続き半数を超え、過去最多の1840人となる。
中東情勢の悪化など国際社会が混迷し、国内でも武器輸出解禁など戦後の安全保障政策から転換が進む中での開催。首相式辞を巡っては昨年、当時の石破茂首相が「反省」の文言を民主党政権以来13年ぶりに盛り込んだ。2013年以降の安倍晋三元首相らと同様にアジア諸国への加害責任には言及していない。
式は午前11時50分ごろに始まり、首相の式辞後、正午の時報に合わせて黙とう。天皇陛下のお言葉に続き、遺族代表が追悼の辞を述べ、参列者が献花する。
参列予定の遺族の年代で最も多いのは80歳以上の44%で、70代の21%、60代の14%と続く。最高齢は98歳、最年少は3歳。
