ニチレイ、低温物流の一部再開 通常稼働目指す
ニチレイは17日、サイバー攻撃によるシステム障害で停止していた低温物流業務を再開したと発表した。受発注を一部制限した上で、冷蔵倉庫などを部分稼働させたという。障害の影響を受けた全拠点について、来週中の通常稼働を目指す。最大手による低温物流の停滞の打撃は、スーパーなどでの冷凍食品の欠品から学校給食のメニュー変更まで広範囲に及んだ。滞っていた出荷や納品がいつ正常化するかが引き続き焦点となる。
ニチレイは競合他社も含めて小売り、外食向けに商品の保管から配送までを手がけており、関連の取引先企業は約5千社に上る。日本ケンタッキー・フライド・チキンは納品に支障が出て営業時間を短縮するなどの対応を迫られた。イオンでも一部商品で欠品が続き、店舗ごとに在庫の偏りがある商品は融通することを検討している。
中華食堂「日高屋」を展開するハイデイ日高は、冷凍食品を手がけるニチレイフーズからの唐揚げや春巻きなどの供給が滞り、店舗の在庫状況によっては販売を休止しているが18日に届き19日には店舗に納品できるという。
