G7、輸出規制に協調行動 首相、中国レアアース念頭
高市早苗首相は22日の衆院予算委員会で、フランスで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)で、中国を念頭に置いたレアアース(希土類)など重要鉱物の輸出規制に対し「必要な場合には協調して行動することで一致した」と述べた。中東ホルムズ海峡への自衛隊派遣に関し「機雷掃海活動への参加は予断していない」と語った。国際法、国内法の範囲内で必要な対応を検討すると説明した。
G7サミットを振り返り「重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強靱化など世界的な課題に一致した答えを出すことができた」と強調。中東情勢を受けた追加の補正予算案編成の可能性を問われ「これからの状況を注視し、必要な時には必要な対策をちゅうちょなく打つ」と答えた。
自衛隊法上、停戦成立後の遺棄機雷の除去はできる。首相は「遺棄機雷か否か、敷設国の意思表明、戦闘全般の状況など総合的に判断しなければならない」と訴え、米国とイランの合意や情勢を見極める考えを示した。
衆院予算委は首相らが出席して集中審議を実施した。
