台風6号、和歌山に氾濫特別警報 新防災情報で初の「レベル5」
台風6号は3日午前4時半ごろ、和歌山県南部に上陸した。太平洋側の広い範囲で非常に激しい雨となり、気象庁は一時、同県南部を流れる古座川にレベル5氾濫特別警報を出した。レベル5は命の危険が迫っている段階で、同庁は身の安全を確保するよう呼びかけた。5月に新たな防災気象情報が始まって以来、特別警報の発表は初。上陸が6月に記録されたのは、2012年以来となる。雨や風の影響で鉄道や空の便にも運休が相次いだ。
気象庁によると、古座川では越水による氾濫を確認。和歌山県の古座川町と串本町、徳島県阿南市は住民に直ちに命を守る行動を取るよう求める「緊急安全確保」を発表した。
羽田空港では午前発着の多くの便が欠航し、首都圏と各地を結ぶ鉄道は一部運休。紀勢自動車道が通行止めとなるなど各地で影響が出た。
24時間降水量は三重県尾鷲市で500ミリ超、徳島県上勝町や高知県四万十町などで400ミリ超を観測した。
台風6号は午前9時現在、静岡県御前崎市の西南西約60キロを、時速40キロで東北東へ進んだ。
