NY原油急反落一時76ドル台 イラン交戦巡る警戒感後退

 【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は8営業日ぶりに急反落し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが前日比11・32ドル安の1バレル=83・45ドルで取引を終えた。トランプ米大統領がイランとの交戦が近く終結するとの認識を示したことで供給混乱の長期化への警戒感が後退。これまでの上昇の反動による売り注文も出て、一時1バレル=76ドル台まで値下がりした。

 ただイランがホルムズ海峡で機雷を敷設し始める兆候を米情報機関が捉えたと伝わると、相場の下げ幅は縮小した。米国とイスラエルはイランへの攻撃を続けており、中東主要産油国の供給への影響が長期化する可能性も意識されている。

 一方で、日米欧の先進7カ国(G7)が備蓄石油の協調放出に向けた協議を進めるとの見方もあり、相場の上昇を抑える要因となった。

 9日の取引では、中東情勢の緊迫化を背景に原油供給への不安が強まり、WTIが119ドル台まで急騰する場面があった。終値も約3年半ぶりの高値を付けていた。

主要最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス