お風呂にスマホを持ち込む人はどれくらい? 20代では約7割、60代では約1割…300人に聞いた「お風呂事情」
一日の終わりのお風呂タイム。みなさんは湯船にゆっくり浸かる派ですか。それともシャワーで済ませる派ですか。株式会社AZWAY(東京都豊島区)が運営するハウスメーカー・工務店の比較サイト『イエベース』が実施した「サウナ・お風呂・温浴でのリフレッシュ習慣」に関するアンケート調査からは、湯船に浸かる習慣がある人が7割を超える一方、約3割はほぼシャワーだけという実態が明らかになりました。
この調査は、20~60代の男女300人を対象として、2026年6月にインターネットで実施されました。
まず、「自宅でのお風呂の入り方」を聞いたところ、「毎日湯船に浸かる」(41.3%)と「週に数回湯船に浸かる(それ以外はシャワー)」(29.0%)を合わせた湯船に浸かる派は約7割を占めた一方、「ほぼシャワーのみ」(29.3%)は約3割という結果になりました。
次に、「お風呂にスマートフォンを持ち込みますか」と聞いたところ、「動画・YouTube・Netflix」(24.0%)や「SNS(Instagram・X・TikTokなど)」(13.0%)など、スマホを持ち込む人は46.0%。一方、「お風呂にスマホは持ちこまない」とした人は54.0%でした。
これを年代別に見ると、20代が70.1%で最も多くなったのに対して、50代は28.6%、60代では13.3%となっており、若い世代ほどお風呂をスマホと一緒に楽しむ傾向が見られました。
では、お風呂や温浴の時間を「特別な自分時間」として意識している人はどのくらいいるのでしょうか。
調査の結果、「デジタルから離れて、考え事やぼーっとする時間にしている」(26.0%)が最多となり、スマホを持ち込んで動画やSNSを楽しむ人がいる一方で、逆にお風呂を「デジタルから離れる場所」として活用している人も少なくないことが判明。お風呂時間は、デジタルデトックスをする時間と、デジタルコンテンツを楽しむ時間という、二つの方向に分かれているようです。
近年、世間で定着しつつある「サウナブーム」に対する受け止め方を聞いたところ、「自分もブームに乗ってサウナが好きになった」は5.7%にとどまった一方、「サウナには特に興味がない」(50.7%)とした人が半数以上を占めました。
さらに、「ブームで施設が混んで困っている」(9.3%)とした人も一定数見られ、サウナ人気の高まりを歓迎する人ばかりではないことも分かりました。
また、「サウナ・温浴施設の利用頻度」については、「月1回以上」利用する人を合わせても13.0%にとどまり、「ほとんど/まったく利用しない」人は46.3%を占めました。
「支出額」についても、「ほぼゼロ(利用しない)」が46.7%で最多となり、サウナ・温浴施設に支出している人では、「月1000~2999円」(42.5%)が中心となりました。
サウナや温浴を楽しむ人は、なぜ利用しているのでしょうか。「特にサウナ・温浴にハマっていない」とした111人を除いた189人に聞いたところ、「疲労回復・体のメンテナンスになる」(65.6%)、「体が温まりリラックスできる」(59.8%)、「頭・心がスッキリする(思考がクリアになる)」(37.6%)といった回答が上位に並んだ一方、サウナブームの象徴ともいえる「外気浴・ととのう感覚が好き」(18.5%)は少数派となり、温浴を楽しむ人にとっての大きな目的は、「ととのう」ことそのものよりも、疲れを取ることやリラックスすることにあることがうかがえました。
お風呂や温浴を通じて、「体や気持ちに感じた変化」としては、「仕事・日常のストレスがリセットできた」(49.7%)、「睡眠の質が上がった」(38.0%)、「気分が上向きになった」(30.3%)といった回答が上位に。
これを入り方別に見ると、「睡眠の質が上がった」とした人は毎日湯船に浸かる人で41.9%だったのに対し、シャワーのみの人では31.8%に低下。「特に変化なし」もシャワー派(13.6%)は毎日湯船派(6.5%)の約2倍にのぼり、湯船にしっかり浸かる習慣が健康面や睡眠によい影響を与えていることが裏付けられました。
また、「お風呂やサウナでこだわっていること」については、「入浴剤・バスソルトを使う」(37.7%)、「お湯の温度にこだわる」(23.0%)、「入浴時間にこだわる(〇分以上浸かるなど)」(21.7%)など、お風呂をより快適にするために、特別な設備を整えるよりも、まずは入浴剤など手軽に取り入れられるアイテムを活用する人が多い一方、「特にこだわりはない」(26.7%)とする人も見られました。
最後に、「お風呂の中でよく考えること」を自由記述で聞いたところ、「1日の振り返りは1分だけ。あとは幸せなことを考える」(20代/毎日湯船)、「グルグル考える自分の思考を、観察して整える時間に」(40代/シャワーのみ)、「スマホすら触らなくていい、不思議な時間」(40代/シャワーのみ)などの声が寄せられ、お風呂は考え事の整理から何も考えないリセットまで、人それぞれのやり方で心をゆるめる時間になっていることがうかがえました。
お風呂の過ごし方に正解はありませんが、日々の疲れがなかなか抜けないと感じているなら、いきなりサウナ通いを始めるのではなく、まずは週に数回、湯船にゆっくり浸かる時間を作るところから始めてみるのもよさそうです。
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【出典】
▽イエベース/湯船派?シャワー派?300人に聞いた温浴習慣、20代の7割はお風呂スマホ
