お昼寝中の10カ月息子にそっと乗っかる猫 何度おろしても戻る姿に「好きすぎて滅っ!」
「好きすぎて滅っ!!!!ってやつだ」
そんな言葉とともにInstagramへ投稿された、赤ちゃんと保護猫の動画が注目を集めています。
動画に映っているのは、生後10カ月の男の子と、保護猫の「つな」ちゃん。つなちゃんは体重2.3キロの女の子です。
お昼寝中の男の子のお腹の上には、つなちゃんが堂々と鎮座。すっかり落ち着いた様子でくつろいでいます。飼い主さんが降ろしても、男の子が大好きなつなちゃんは、何度も上に乗ろうとしたそうです。
■「つなちゃんが乗ったよ~」ひいおばあちゃんが発見
投稿したのは、豆柴や保護猫と暮らす「息子君きなこしらたまごましおまぐろ」さん(@kinatama_gomam)です。
この日、男の子はリビングでお昼寝をしていました。すると、つなちゃんが静かに近づいていき、そのまま男の子の上に乗って眠り始めたといいます。一部始終を目撃したのは、同居している男の子のひいおばあちゃんでした。当時、飼い主さんは昼食の準備をしていたそうです。
「ひいばあちゃんが『つなちゃんが乗ったよ~。かわいいよ~。大丈夫かな!? 見て~!』と、小声で教えてくれました」
飼い主さんは、男の子とつなちゃんが寄り添う姿を見て、あたたかい気持ちになったと振り返ります。それだけではありません。
「ひ孫と子猫を見ている、ひいばあちゃんの姿を見られるのも幸せな気持ちになるんです」
男の子と猫、そして2匹を優しく見守るひいおばあちゃん。家族の穏やかな日常が伝わってくるひと幕でした。
■ミルクや離乳食の時間もそばで見守る
つなちゃんは、普段から男の子のことが大好きです。
男の子がリビングのサークル内で遊んでいると、つなちゃんは柵の間を通り抜け、いつも近くにやって来るそうです。男の子と頭を「ゴッツンコ」したり、体をすり寄せたり、一緒にお昼寝をしたりすることもあります。
さらに、ミルクや離乳食の時間にも、つなちゃんは男の子のそばでじっと見守っているのだとか。小さな相棒の成長を見届けようとしているかのようです。
■先住猫が旅立った時間に舞い込んだ「子猫を飼わないか」
つなちゃんが家族の一員になった背景には、先住猫「まぐろ」くんとの不思議な縁がありました。
まぐろくんは、約10年間を野良猫として生きてきた、おじいちゃん猫でした。家族になってからは男の子に誰よりも寄り添い、一緒に寝ながら面倒を見てくれていたそうです。
しかし、2026年6月25日、まぐろくんは虹の橋を渡りました。
飼い主さんがまぐろくんを看取っていた、まさにその時間。夫は知人から「子猫を飼わないか」と相談を受けていました。その子猫が、のちのつなちゃんです。大切なまぐろくんを亡くしたばかりだった飼い主さんは、当初、新たな猫を迎える気持ちにはなれませんでした。
ところが事情を聞くと、その子猫はまだ保護されておらず、アパートに置かれた段ボールの上に、毎日ひとりで座っている状態だったといいます。しかも、台風の接近が迫っていました。
心配になった飼い主さん一家は、ひとまず自宅で預かることを決意。数日間は里親も探しましたが、男の子のそばで過ごす子猫の姿に、まぐろくんの面影を感じるようになりました。
■「次にうちへ来るときは、子猫のときにおいで」
飼い主さんは、まぐろくんが亡くなりそうなときも、看取ったときも、こう語りかけていたそうです。
「次にうちへ来るときは、子猫のときにおいで」
家へ来た当初は「ちびちゃん」と呼ばれていた子猫。その行動があまりにもまぐろくんと似ていたことから、家族として迎えることを決めました。
そして、「まぐろ」の後継者という思いを込め、英語でマグロを意味する「ツナ」から、「つな」と名付けたといいます。
「不思議なことに、つなの行動はまぐろにそっくりです」
男の子に寄り添い、その成長を見守る姿も、かつてのまぐろくんと重なります。
■見守りカメラも活用「いつも隣にいます」
かわいらしい動画である一方、赤ちゃんの上に猫が乗っていることから、安全面を心配する声もあります。
飼い主さんは、男の子とつなちゃんが一緒にいる際には、常にそばで見守っていると説明します。トイレなどでやむを得ず離れる場合には、見守りカメラで確認し、異常を検知するとスマートフォンへ通知が届くよう設定しているそうです。
動画を撮影したのは、男の子がもう少し大きくなったときに見せてあげたいと考えたからでした。撮影後もつなちゃんは、降ろしても何度も男の子の上へ戻ろうとしたため、最後は飼い主さんの膝の上でお昼寝したといいます。
■「どんな徳を積んだら…」寄せられたコメントに笑顔
投稿には、こんなコメントが寄せられました。
「どんな徳を積んだら、こんなかわいい生き物(赤さんor猫ちゃん)に生まれるのだろうか……」
飼い主さんは、この言葉に思わず笑ってしまったそうです。
「徳を積んで生まれてきたのかな~って。赤ちゃんのときから子猫が家にいて、その子猫に好かれる子は、何か天性のものがあるのかな? と、いろいろ想像しちゃいます」
男の子には、動物たちとの暮らしを通して命の尊さを学び、動物好きな優しい子に育ってほしいと願っています。
「いつも見てくださっている方には安心して、母である私と同じ目線で、息子とつなの成長を見守っていただけたらうれしいです」
まぐろくんから受け継いだかのように、男の子へ寄り添うつなちゃん。家族に見守られながら、1人と1匹はこれからも一緒に成長していきます。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
