【熟年離婚】相手との財産分与、約3人に1人が「納得していない」 納得行く財産分与を行えるケース少なく

株式会社Agoora(東京都杉並区)が運営する弁護士相談ポータルサイト『離婚弁護士相談広場』は、このほど「熟年離婚を経験した女性の財産分与への対応」に関する実態調査の結果を発表しました。それによると、約3人に1人が離婚相手との財産分与について、「納得していない」と回答したことがわかりました。

調査は、熟年離婚(婚姻期間20年以上の離婚)を経験した50代・60代の女性79人を対象として、2026年1月~2月の期間にインターネットで実施されました。

はじめに、「離婚を考え始めた当初、夫婦の財産状況についてどの程度把握できていましたか」と尋ねたところ、8割弱が「把握できていた」(ほぼ全体を把握できていた46.8%、一部は把握できていた31.6%)と回答しました。

続けて、「財産分与の条件はどのようにして決めましたか」と尋ねたところ、「夫婦の話し合いで合意した」(49.4%)、「調停・審判で決定した」(11.4%)、「弁護士を交えた交渉で決まった」(7.6%)が上位となった一方で、「財産分与を行わなかった(請求権の放棄)」(29.1%)という人も約3割見られ、「夫婦間の話し合いで合意するケース」と「財産分与そのものを行わないケース」へ大きく分かれる傾向が見られました。

また、「実際に時間や労力がかかった財産」としては、「不動産」(13.9%)、「現金類」「年金分割」(いずれも10.1%)といった離婚後の生活に直結する財産で、話し合いの焦点になりやすい項目が上位に挙がりました。

最後に、「離婚相手との財産分与について納得感」を尋ねたところ、約7割が「納得している」(一応は納得している54.4%、非常に納得している13.9%)と回答した一方で、「納得していない」(あまり納得していない15.2%、まったく納得できない16.5%)という人も約3割にのぼっていることから、財産分与は大人の妥協のひとつの結果としてしぶしぶ受け入れるケースが多く、財産分与の内容に十分満足している人はごく限られる様子が読み取れました。

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【出典】

▽離婚弁護士相談広場

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