もうマズいなんて言わせない?イギリス飯の意外な最新事情が話題に 「伝統料理は銀座の洋食屋の味」説も…果たしてその実情は

味の今ひとつ感から、昔からさんざんネタにされてきたイギリス料理。そんなイメージが払しょくされつつあるようだ。

今、SNS上で大きな注目を集めているのはイギリス在住の作家、ワカサトさん(@wakasato_)の

「イギリスに10年ぶりくらいに来た人から『イギリスの料理が美味しくなっている』と驚かれた。かつては本当に不味かったらしい。現在、イギリスの料理は超美味しくなっており、伝統的料理は銀座の洋食屋の味がする。 日本の洋食はイギリスの料理を手本にしているので、日本人にとって食べやすい。」

という投稿だ。

イギリスの食品産業はここ20年で劇的に生産性が向上。またさまざまな国の食文化が流入したこともあって、その美食水準は確実に底上げされているのだという。ワカサトさんにお話を聞いた。

ーーご自身はイギリス料理についてどのように感じていましたか?

ワカサト:現在のイギリス料理はかなりレベルが高くなっていると感じています。2000年代以降、「モダン・ブリティッシュ」と呼ばれる新しいスタイルの料理が広まり、伝統料理を現代的にアップデートする動きが続いてきました。たとえば、Jamie Oliverのような料理人が、新しいイギリス料理を提案し続けています。私自身もこうした料理人のYouTubeチャンネルで紹介されているレシピを試すことがありますが、とても美味しいものが多いです。

また、イギリスではさまざまな国の食文化が融合しています。インド系イギリス人によるインド料理、レバノン系コミュニティが持ち込んだ中東・地中海料理、さらに近年の日本料理ブームなど、多様な食文化が混ざり合っています。それらの要素を取り入れながら、イギリスの文化に馴染ませた料理が数多く生まれており、食の多様性を楽しめる国だと感じています。

ーーおすすめのイギリス料理は?

ワカサト:カレー、シチュー、ステーキといった定番料理はとても美味しく、どこのパブでも気軽に楽しむことができます。最近では、味噌を隠し味に使ったスープなど、日本の食材を取り入れた料理を出す店も見かけます。伝統的なイギリス料理をベースにしながら、世界中の料理のエッセンスが加わっているため、食べ歩くたびに新しい発見があるのも魅力だと思います。

ーー投稿に大きな反響がありました。

ワカサト:「イギリス料理はまずい」というイメージは、日本ではまだ根強いように思います。しかし実際にはイギリスの食文化は大きく変化しており、現在はとても多様でレベルの高い料理が楽しめます。今回の投稿をきっかけに、その変化や魅力を多くの方に知っていただけたらうれしいです。

◇ ◇

イギリスを知るSNSユーザー達から

「Compliments for British food are extremely rare, thank you(英国料理へのお褒めの言葉は極めて珍しい、ありがとう )」

「EUに入っていたころにフランスやイタリア資本の外食チェーンが入って来て、それの影響でイギリス料理も平均レベルが上がって来てるという話を聞きましたが、ここまでになったのですね」

「ほんとにこれなんですよね  1番驚いたのはソーセージ。 あの、一皮全て剥かないと食べられそうも無い炭化してコゲコゲのソーセージも、今の英国展ではどこ吹く風。 懐かしくて、あれをどうやって作るのか販売員さんに聞いて困惑させてしまったっけ  そして日本のソウルフードだと思われているあれも...イギリスにルーツがあったりして、意外と馴染みのある素材の組み合わせでほっこり 」

など数々の共感の声が寄せられた今回の投稿。なお今回の話題を提供してくれたワカサトさんはイギリスでの出来事や体験をエッセイにした『イギリス ギリギリ日記』をAmazon Kindle Unlimitedで配信中。食事情をふくめ、現在のイギリスがどのようになっているのか興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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