100均で「くし」を買ってアレンジ……10年経ったら!? 仕上がりに「心震える」「スゴすぎませんか」

「しまった、100均の桃の木櫛を彫って作って、椿油に漬けて育てるのやってて楽しくて、また作ろうと思ってたら10年経ってました。また作ろう」

そんなコメントが添えられた「桃の木櫛」の写真が注目を集めています。100円ショップの桃の木櫛に彫刻刀で花模様を施し、椿油に漬けて仕上げたこの作品。繊細な椿や雲の彫りが美しく、伝統工芸品にも見えるほどのクオリティです。

桃の木など天然木でつくられた櫛は、静電気を抑えることが知られています。さらに、椿油に含まれるオレイン酸が髪の保湿と木の保護に寄与する点が科学的にも支持され、伝統的な日本髪櫛の現代版として親しまれています。

作者のXユーザー・恋鞠堂さん(@koimarido)は、ドールドレスを手がけるクリエイターで、学生時代に彫刻作品で受賞した経験も。桃の木櫛の作り方は、アットコスメ公認ブロガーとして執筆した記事でも紹介しています。

この投稿に「工芸品に見える」「欲しい」と感嘆する声が寄せられ、7万件超の“いいね”を集めるほど話題に。詳しいお話を伺いました。

■木櫛×ヘアオイル 流行から生まれた“彫る”アイデア

ーー桃の木櫛を彫ってみようと思ったきっかけは?

「10年ほど前に、美容系ブロガーさんたちの間で、100均の桃の木櫛をヘアオイルに漬けて、髪がツヤツヤになる櫛にするのが流行っておりまして、これを彫って模様をつけたらもっと素敵かなと思って彫ってみることにしたのがきっかけです。当時、ブログも趣味としており、彫り方の手順を紹介したかったので、できるだけ簡単でわかりやすいモチーフを選びました」

ーー椿油に漬けるとどのような効果がありますか。

「日々、少しずつ飴色が濃くなっていきます。髪がツヤツヤになるので重宝していました。また、油分が抜けてきたなと感じたら再度漬けるなど、日々共に暮らしていく感じで楽しいですね。まさに“育てていく”という言葉が当てはまるかもしれません」

ーー長く使い続けると、どのような変化があったか教えてください。

「長く使い続けると、油分が抜けてきたり、色味にも多少の変化があります。作ることが好きなので、さらに凝ったものを彫ってみたいです」

ーー投稿に大きな反響がありましたね。どのような感想をもちましたか。

「『野良の工芸士』というお言葉や、10年前の写真や記事を覚えていてくださった方々がいたのがとても嬉しかったですね。過去投稿でマスクや羊毛フェルト人形、アナ雪のエルサとオラフを野菜やチーズで表現したキャラ弁などを覚えていてくださった方もいて、長く続けていて良かったと思いました」

リプライ欄には、手仕事の美しさと発想力に心を打たれた人たちから、感嘆の声が次々と寄せられています。

「こういうの癒される」

「伝統工芸品やないか」

「ステキな作品だし面白い!!」

「凄くきれい! 素敵な櫛ですね」

「うわぁー! 心震える素敵なもの」

「江戸時代の奥方さまの飾り櫛みたい」

「こんな芸術に落とし込める人もいるのね」

「スゴすぎませんか?!?! 美しい……!!!!」

「なんでXには野良の工芸士がいるの! 好きすぎる」

「椿油は平安時代から使われてるという。ちょっとロマンを感じる」

「美しい装飾が施されると、表情や色が付いて命が宿ったように見えますね」

「素敵なアイディアありがとうございます♡ 彫刻できるのか!! と目から鱗でした」

(まいどなニュース特約・梨木 香奈)

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