「ワキ毛をケアする男性」40代が急増……メンズ美容の新常識!? 10代「毛が恥ずかしい」の声も

かつては女性の美容習慣として語られることの多かった体毛処理。いまや男性にとっても“身だしなみの一環”として定着しつつあります。そんななか、「ワキ毛ケアしている」と回答した男性が約半数となり、3年前と比べて2倍に増加していることが、医療法人社団風林会(東京都新宿区)の男性美容皮膚科「メンズリゼ」による「男性の"ワキ毛"事情調査」でわかりました。

調査は、全国の10~60代の男性1200人を対象として、2025年9月にインターネットで実施されました。

その結果、全体の71.3%が「近年、ワキ毛をケアする男性が増えたと感じる」と回答。また、「ワキ毛を自己処理している」は36.2%、「脱毛している」は9.4%と、合わせて半数近くがケアしており、年代別では20代(自己処理45.5%、脱毛10.5%)が最も多くなりました。

また、「ワキ毛のケアをしている」人の割合を2022年と比較すると、22.4%から45.6%と約2倍増加していることがわかりました。

年代別では40代が最も増えており、16.1%から55.0%と38.9ポイントの増加となっています。

続けて、「ワキ毛をケアしている」と回答した人に対して、「どのようにケアしていますか」と尋ねたところ、「無毛(ツルツル)派」は45.0% 、「形を整える・毛量を減らす(デザイン)派」は55.0%となり、「無毛派」は50代(52.5%)、「デザイン派」は60代(68.1%)が最も多くなりました。

また、「ワキ毛をケアする理由」としては、全体では「清潔感」(55.4%)、「汗ムレ臭い対策」(45.5%)、「爽快感」(44.6%)がTOP3となった一方、10代では「毛が恥ずかしい」(32.7%)という意見も多くみられました。

さらに、「自身のワキ毛が気になるシーン」については、「発汗時」(49.0%)、「軽装時」(42.6%)、「運動時」(41.5%)がTOP3に。特に、50代と60代では「臭いを感じた時」(44.1%、46.8%)が上位に挙がり、他の年代より「臭い」を気にしていることが判明しました。

最後に、「ワキ毛をケアしている男性に対する考え」を聞いたところ、92.4%が「肯定的」な考えを持っていることがわかりました。

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【出典】

▽男性の美容皮膚科『メンズリゼ』調べ

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