恋愛対象の決め手は、「顔・体型」よりも…? 25~34歳の男女、第一印象は3人に2人が数秒で判断
「結婚相手紹介サービス」を運営する株式会社オーネットが実施した調査によると、25~34歳の独身男女に第一印象で異性のどこを見ているか聞いたところ、「顔・体型」と並んで「身だしなみ」があげる人が多いということがわかりました。特に、恋愛対象になるかどうかは、顔や体型より身だしなみを重視する傾向が見られました。
この調査は、2025年3月に全国の25~34歳の独身男女731人 (男性:375人、女性:356人)を対象に実施されました。
第一印象を判断するのにかかる時間については、「会ってから数分」(約29.2%)が最も多く、「数秒」(約25.4%)、「会った瞬間」(約21.3%)が続きました。
これらを合わせると全体の約75%にのぼり、出会って数分以内に相手の印象を決める人が大半です。
なお、第一印象を判断するのにかかる時間は、男女でほとんど差がありませんでした。
異性の第一印象を決める要因で最も多かったのは「顔、体型」(44.9%)で、わずかな差で「身だしなみ」(43.5%)が続きます。
一方で、ほぼ同率3位で「声、話し方」(28.3%)、「表情」(27.9%)、「あいさつ」(26.7%)が並び、内面的な要素も第一印象に影響を与えていることがわかりました。
異性の第一印象は、外見とともに話し方や立ち居振る舞いなど複合的に判断している人が多いようです。
「初対面の異性に好印象を与えるために気を使うこと」についての調査では、「身だしなみ」が最も多く、全体で47.3%(男性43.2%、女性51.7%)と男女とも高い関心が示されました。次いで「あいさつ」(29.1%)、「表情」(26.7%)が続き、第一印象では見た目とともに基本的なマナーが重視されていることが分かります。
これらの結果から、意識すれば行動に移せる「身だしなみ」や「あいさつ」、「表情」に気を配り、好印象を与えるよう心がけている姿が浮き彫りになりました。
恋人関係に発展するうえで特に重視する第一印象をたずねたところ、「身だしなみ」が全体の38.0%(男性33.3%、女性43.0%)と最も多く、次いで「顔、体型」(全体34.1%、男性35.2%、女性32.9%)が並びます。また、「立ち振る舞い」(23.3%)や話し方(21.1%)など、内面が表れる行動や清潔感なども見られていることがわかりました。
調査を行った同社は「顔、体型」といった外見も大切である一方で、「身だしなみ」や「立ち振る舞い」といった内面が表れる要素が、その後の関係に影響を与える可能性があるのではないかと述べています。
【出典】
結婚相手紹介サービス「オーネット」/独身男女の異性への第一印象に関する意識調査
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