撮影現場の弁当や軽食 「余ってます?持ち帰っていいですか?」 超のつく倹約家もいるセクシー女優業界 ウーバーイーツ使わず賢く自炊【元セクシー女優が解説】

セクシー女優は高収入の商売なので、散財癖がついた女の子が多いのは事実です。お金がほしいからこそ業界入りするのでしょうし、売れっ子ほど金銭感覚が狂うもの。月に数百万稼ぐにも関わらず月末にはすっからかんな子も珍しくはありません(笑)

ただ、セクシー女優は全員「散財家」という訳ではありません。月のオファー数が安定しなかったり、他にバイトをせず女優業一本に頼りきりだったりすると、節約せざるを得ない状況に陥る場合も多いとか。そして「元の金銭感覚がごく一般的な女優さん」は、稼ぎが良くとも慎ましやかな暮らしを好んで続ける傾向があるようです。

■出前依存なんてもってのほか!○○でさえ持ち帰って食費節約

セクシー女優だけでなく、キャバクラや大人のお店で働くキャストの散財あるあるの1つとして「ウーバーイーツ依存」が挙げられがち。ペットボトル1本でさえウーバーを利用する人さえいるほど。

一方、倹約家の女優さんたちからすれば、出前依存などあり得ません。送料が高くつきますし、もっとも削れるであろう食費に対して大金を遣いたくないからです。毎日自炊などで賢く節約し、現場で余ったお弁当を持ち帰る光景も“倹約家セクシー女優あるある”でしょう。

もちろんほとんどの女優が、ちゃんと現場スタッフに許可を取ってから持ち帰っていますよ。ただ前のめりなタイプの子だと、聞かれてもいないのに「お弁当とかツナギ(現場にある軽食のこと)余ってます?持ち帰っていいですか!?」と自ら申し出たりしますが…(苦笑)まぁ極めて少数派ですね。

■都心にこだわりなし!家賃を削ってのんびり暮らす

関東で芸能系の商売をしていれば、活動は都内がメインです。マネージャーの迎えや帰宅の手間を考慮すると、演者は段々と「都会に住んだ方が便利だな」と気づき始め、多くの人が住居を中心地に変えるとか。

ちなみにデビュー前から便利な場所に住んでいた人だと、ローカルな街に引っ込むことはまずありません。結婚などの明確な理由がないのに、不便なところで過ごすのは大きな抵抗感を持つからです。

ただ、都会の家賃って本当に高いですよね。あっという間に家賃10万円を超えてしまいますから、慎ましやかな生活を送る女優さんは中心地に住みません。東京都郊外や下町、千葉や埼玉から毎日都心に一生懸命通い、家賃を低価格に抑えるのです。

つまり「水商売に就く人は派手な街が好き」なんてのは大きな誤解。静かな街で落ち着いた暮らしをしたければ都会にこだわる必要は全くないので、離れた場所に住めば家賃が安い&周りが静かというメリットを得られます。私の知る限りでは埼玉のだいぶ奥や、茨城の実家から通う女優さんもいましたよ。

セクシー女優は職業が特殊ではあるものの、中身はごく一般的な女の子が意外と多いものです。とはいえイメージ通りにド派手な人もいっぱいいるのは事実ですが、「そのタイプがやたらと目立つだけ」なんて見方もできますね。

◆たかなし亜妖(たかなし・あや)元セクシー女優のシナリオライター・フリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ゲーム会社のシナリオ担当をしながらライターとしての修業を積み、のちに独立。現在は企画系ライターとしてあらゆるメディアで活躍中。

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