温泉卵が完成!歴史的猛暑のベランダ調理実験 鍋の水がどんどん上昇

日本中が連日の猛暑に見舞われているこの頃。SNS上では"灼熱"を利用した調理実験が大きな注目を集めている。

「今日は灼熱を利用して温泉卵を作ります。 この時点の水温は23度。 ここからいかに温度を上げられるかがキモとなります。」

とその調理風景を紹介したのは漫画家の後藤羽矢子さん(@hayakogoto)。

水を張った鍋に卵を入れ、午前7時頃から午後にかけ野外に放置して待つこと数時間…鍋の水は見事に60度以上となり、温泉卵が完成したという後藤さんにお話を聞いた。

ーーこの調理法を思い付いたのは?

後藤:近年の暑さを有効活用したいと考え、ミニトマトを干してセミドライトマトを作ったりしていたのですが、「こんなに暑ければ温泉卵もできるんじゃ?」と考え試してみました。これまでに3回ぐらいやっています。

ーー完成までに要した時間、うまく作るためのコツなどお聞かせください。

後藤:ベランダに置いてだいたい6時間ぐらいですね。温泉卵は黄身が65度、白身が75度くらいで固まるので60度以上水温をあげる必要があります。黒い容器使ったり密閉したりいろいろやり方はありますね。そういうのを模索するのも楽しみのひとつです。

ーー投稿に大きな反響がありました。

後藤:「できるんだ!」と驚いてもらえたり、こうすればもっといいんじゃないかと提案してもらえたりする一方で食中毒を心配する声も多かったですね。今まで食べてきて当たったりはしなかったんですが、私も専門家ではないですし大丈夫です!とは言えませんね…。だから食べるより、実験として楽しんでもらえたらなと思います。

◇ ◇

SNSユーザー達から

「アメリカ人ならベーコン焼いてたと思うw」

「夏場の車のダッシュボードに卵置いておくといい感じの温泉卵できますね」

「これを見ると如何に昨今の熱中症が危ないかがなんとなくわかりますね  脳がこんな感じになっちゃう訳ですから 」

など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんも同様の調理をする際は念のため"実験"と割り切っておこなっていただきたい。

なお今回の話題を提供してくれた後藤さんは今年5月、好評を博している小田原紹介コミックエッセイ第2弾『小田原観光大使になれるかなseason2 青ヶ島ハードモード』(竹書房)を上梓。小田原のカフェ、ジビエ、アウトドア、海鮮、祭りなど、盛りだくさんな情報をユニークに紹介した力作なので、ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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