「その土地の穏やかな日常に浸れる場所」 南アフリカからニューヨークまで…海外で入るマクドナルドの魅力が話題に
海外のマクドナルドの魅力がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは旅行ライターのHirotakaさん(@tabi_gari)の
「海外へ行くと、なんか1度はマクドナルド寄りたくなる旅人なんですが、たぶん、どこの国の、どこの都市のマクドナルドにも、そこにしかない日常が流れていて、そこでしか味わえない幸せがあるんだよね…って話を書きました」
という投稿。
Hirotakaさんが投稿したアメリカ・ハワイ、韓国・釜山など世界各国のマクドナルドの写真たち。マクドナルドはどの国でも一定のスタイルとクオリティーが保たれているが、慣習にあわせた配慮や独自メニューもある。ほどよい塩梅にその地のお国柄を感じることができる場所というわけだ。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「わかります。マクドナルドと地元のスーパー必ずいきます。」
「世界のマクドナルドのオリジナルバーガーを食べ歩くのが好きな友人がいる。僕がスリランカに行った時にどんなオリジナルがあるか聞かれた。マックライス。」
「ニュージーランドとフィリピンのマックで食べたことがあります。日本人には日本のマックの味が馴染んでると思いました 私は行かなかったけど、中国のマックは、お粥があったそうですよ。」
「お腹を壊すリスクも少ないし、場合によっては、見慣れたり食べ慣れた物が食べられるので安心出来ますよね。」
など数々の共感の声が寄せられている。
Hirotakaさんにお話を聞いた。
ーーこれまで特に印象的だった国のマクドナルドは?
Hirotaka:ひとつは今年4月に訪れた南アフリカ・ポート・エリザベスの店舗です。南アフリカは治安が悪く、ポート・エリザベスも同様なのですが、マクドナルドに入ると、ふっと気持ちが安らいでいく自分を感じました。親子連れがのんびり過ごす店内で、南アフリカ原産のルイボスティーを飲んでいるだけで、旅の疲れが癒やされていったのです。海外にいながら、その土地の穏やかな日常に浸れる場所が、マクドナルドなんだと感じました。
もうひとつ挙げるなら、10年くらい前になりますが、アメリカのニューヨークです。ある夜、有名な繁華街のタイムズスクエアにあるマクドナルドに入りました。ニューヨークには美味しいハンバーガー屋さんなんてたくさんあるのですが、あえてマクドナルドに入ったのは、そこが1番気軽にふらっと入れるお店だったからです。マクドナルドなので、ハンバーガーの美味しさは日本と大きく変わりません。でも、地元のニューヨーカーに混じって、ハンバーガーを食べていると、ニューヨークの日常に少し入り込めたような気がして、それはマクドナルドならではの幸せだった気がします。
ーーおすすめの独自メニューは?
Hirotaka:僕はわりと、日本と同じようなハンバーガーを注文するのが好きです。ただ、香港のマクドナルドには朝食メニューとしてマカロニスープがあって、これは好きです。スープの中にお肉のパテと目玉焼きが乗っていて、気軽な朝食にぴったりです。
ーー反響へのご感想を。
Hirotaka:僕と同じように、海外でマクドナルドに入る人が意外と多いことに、素直にびっくりしました。理由はそれぞれのようですが、ご当地メニューを探すのが好きとか、慣れ親しんだマクドナルドの味が恋しくなる、という人も多いようです。せっかくの海外旅行、その土地ならではの料理を食べることはもちろん大切ですが、ふらっとマクドナルドに立ち寄ってみるのも、なかなか面白いと思います。
◇ ◇
Hirotakaさんは自身のnoteでも、海外でマクドナルドに入る魅力についての記事「海外へ旅に出ると、マクドナルドに入りたくなる」が書いている。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)