ブルーインパルスが福岡市上空を展示飛行 世界水泳福岡大会開幕に花を添える

航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が14日14時から約10分間、福岡市上空を編隊飛行し、世界水泳選手権2023福岡大会の開幕を祝った。福岡市上空でのブルーインパルスの展示飛行は2016年以来となる。

海の中道から博多湾上空に6機が「デルタ・ローパス」編隊(三角形)で現れると、集まった人たちからは「きたーっ!」との声があがった。6機は大会の主会場となるマリンメッセ福岡やJR博多駅の上空を通過し、同市西部を飛行。

 しばらくすると、「リーダーズ・ベネフィット・ローパス」編隊(1番機を先頭に横一列に並ぶ)で再び会場上空に現れた。最後は5機が扇状に分かれて広がる演目を披露した。

あいにくの曇り空だったが、会場周辺では大勢の人たちがカメラやスマホを手に空を見上げた。美しいスモークの航跡を残して大空を駆ける姿に「かっこよかった」「元気をもらった」などの声が聞かれた。

(まいどなニュース特約・西松 宏)

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