酒席の外国人「この黄色の丸いの何?」私「ジュラ紀に繁茂した超古代の樹木の実です」外国人「恐竜時代!?面白い」 

外国人にギンナンを勧めるときのハウツーがSNS上で大きな注目を集めている。

「海外の人にギンナン勧めるとき、この木の実はペルム紀に出現して、ジュラ紀に世界的に繁茂した超古代の樹木の実で、世界的にはほぼ絶滅したレッドリストの絶滅危惧種のものです。日本ではまだ街路樹としてもりもり生えているから、普通におつまみとして食べてます。というと、めっちゃ写メしだします。」と件のハウツーを紹介したのは漫画家兼ハンドメイド作家の見瑠人さん(@sakio_miruhito)。

たしかにイチョウは世界で最古の現生樹種の一つ。多くの外国人にとってギンナンは見慣れない食べ物だろうが、歴史ロマンを演出されながら勧められると興味も湧こうというものだ。

見瑠人さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「そんな壮大なストーリーがあったとは 銀杏が気になる食べ物に進化した気がします。大事に食べます」

「『美味しいけどナッツ感覚でたくさん食べるといけないよ、大量摂取は毒だから』まで言って『また日本人毒食ってる…』って顔されてみたい」

「120年以上前に平瀬作五郎が世界で初めてイチョウの精子を発見したという話も鉄板ですね。で、そのイチョウが小石川植物園にまだあるというのも趣が深いです。」

など数々の驚きの声やギンナン愛を叫ぶ声が寄せられている。

■投稿者に聞いた

見瑠人さんに話をうかがった。

ーー外国の方は初めギンナンにどういった反応をされることが多いのでしょうか?

「この話自体学生の時の酒の席の思い出で、相手の海外の方はヨーロッパの方でしたが、その方はギンナンは御存じありませんでした。塩がかかって黄色く丸い見た目から、甘い木の実だと思っていたみたいでした」

ーーギンナンが希少なものであると説明した時の反応についてあらためてお聞かせください。

「普通にへぇ~?という感じでした。英語の得意な友人が一緒にいて、かつ海外の方ご本人が日本語がある程度達者だったのでジュラ紀云々の説明をすると、とても興味深そうでした。「恐竜時代のものがそのまま食べれるの!?面白い!」という感じでした」

ーー今回の反響へのご感想をお聞かせください。

「お酒の席で「これは食べれる木屑」とか言いながらかつお節を出したり、かなりゆるい会話をしていた思い出を軽い気持ちでツイートしたら、まさかこんなになるとは思ってませんでした。本当にふざけながら会話していた内容なので内容盛ってますし、銀杏の詳細な情報はツイートのツリーにありますが、ツイート内容が日本にしかイチョウがなくて、絶滅危惧種指定されているんだと勘違いさせてしまう感じなので、正直「やっちまったな」と感じています。

「野生種は中国にわずかに残っている野生種で、日本のものは植樹されているものというタネ明かしを、あらためてこの場を借りてさせてもらえると幸いです。なお、原産国である中国でも銀杏はもりもり食べられているので、食べる習慣のある場所の出身の方であれば通用しないお話だったりします」

◇ ◇

このハウツーを使う時は、念のため種明かしまでできる語学力を備えていたほうがいいかもしれない。

なお今回の話題を提供してくれた見瑠人さんは現在、漫画「腕鳥。」(フロンティアワークス)を連載中。人間より人間臭くて、ちょっぴり過激な"腕鳥"たちの生態を斜め上から観察するという唯一無二のテーマで好評を博し、単行本も1巻、2巻が絶賛発売中。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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