今年は「うちクーラーあるぜ」で口説けちゃう? 北海道の異常な暑さを反映した説が話題に
全国で異常な猛暑を記録した2021年。
それは北の最果て北海道でも同様のことで、道民はいつにない暑さに苦悶の日々を過ごしているようだ。
そんな中、SNS上では
「北海道では今『うちクーラーあるぜ』で口説けるらしい」
という説がまことしやかにささやかれている。この説を提唱したのはもののけさん(@mononoke_2525)。
そう、本土の感覚からは信じられないことだが北海道のクーラー普及率はたったの4割(2021年7月「ウェザーニュース」アンケートより)。あまりの暑さにたえかねて「うちクーラーあるぜ」と言われたらフラフラとナンパに乗ってしまう人が増えているのではないかというのだ。
もののけさんの投稿に対し、SNS上では
「口説かれたい。切実に。コンビニに涼みに行っても帰り道炎天下」
「ほんとにそれ言われた瞬間落ちます」
「北海道の夏はエアコンいらずの26度ですごせて30度以上なることは5年に一度の範囲だったがしかし今年は30度以上が一か月続いた。」
「ちなみに北海道の全ての公立高校には一台もエアコンがない」
「北海道にエアコンなんていらないはずだったんだよ…」
など数々の興味深いコメントが寄せられている。
もののけさんにお話を聞いたところ
「北海道のフォロワーが『暑くて職場に逃げてきた』という発言をしていたのでこの説を思いつきました。たくさん引用リツイートされましたが『そんなことない』というリアクションがほとんどなくて、本当に辛いんだなと」
と、あくまでこの説は想像に基づいているということだったが「うちクーラーあるぜ」というキメ台詞について北海道民ははたしてどのように感じるのだろうか?北海道釧路市を拠点に活動するアイドル、幣舞玲奈(ぬさまい れな)さんにお話を聞いた。
「んー、基本的にはついて行きませんが心が動いちゃいました!私は釧路に住んでいるのですが今年は暑くて扇風機を買い足したくらいなので、クーラーがあると聞いたら凄くテンションが上がっちゃいますね。
電気屋さんに行ってもクーラーが並んでるのを見ると『いいなぁ』と思いますが、クーラー自体も高いし電気代がすごくかかるイメージがあるので超お金持ちしか持ってないイメージです。そこもある意味テンション上がります!」
◇ ◇
もう一人、釧路市在住のYouTuber、あめりーさんにもお話を聞いた。
「最近の釧路は30度を超える日が多く、慣れない暑さで調子が悪いです。と思ったら、昨日はあまりの寒さにストーブを付けてしまいましたが。(※取材は8月11日)
クーラーは必要でしたが、付いていっても今恋愛に興味が無いのでデートは楽しめ無さそうです」
◇ ◇
「うちクーラーあるぜ」は人にはよるが、確かに心を動かし得るキメ台詞のようだ。残念なことにすでに北海道の暑さの盛りは過ぎてしまったようだが、今後の参考にしていただけると幸いだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)