今年の年賀状は「鬼滅のフォント」で全集中!?…アニメで使用の3書体、86%割引の大特価で再販売され話題に

今年の年賀状は、大人気アニメ「鬼滅の刃」で使われているフォントを使って作ってみませんか…。作中で使われている3つの書体が期間限定で再販売されていると、ネットで話題になっています。しかも86%割引の大特価のようで、みなさん「よもや、よもやだ!」状態のようです。

クリエイター向けに写真素材の販売などを行っているイメージナビ株式会社が運営するフォント販売サイト「デザインポケット」で、2021年の1月15日まで販売されます。

「鬼滅のフォント3書体セット」は、アニメ「鬼滅の刃」で使用された「闘龍書体」「陽炎書体」「黒龍書体」の3書体を収録した商品。アニメ第22話で、9人の柱が登場するシーンと、最終話のラストシーンで使用されたといいます。

いずれも「昭和書体」という本格毛筆フォントメーカーが手がけ、揮毫職人「綱紀栄泉」が1文字1文字丁寧に書き上げた文字をデジタル化しているといいます。今秋に販売されて大好評を博したそうですが、筆文字フォントに対する年末年始の様々なニーズをうけて、再び販売されることになったといいます。価格は3書体セットで通常価格39534円のところが、5500円(いずれも税込)だといいます。

今回の販売を知った人たちからは、ツイッターなどに「いいなぁ」「欲しいなー」といった声が続々と投稿されています。フォントを年賀状や同人誌で使いたいといった人のほか、「鬼滅の刃、一度も見たこと無いけど…」書体のことが気になるという人もいました。「鬼滅ファンかどうかにかかわらず、この毛筆の力強さはかっこいい」「鬼滅好きとか関係なく、和風の企画書や作品の宣伝作る時に便利」という意見も見られました。

   ◇   ◇

【3書体についての説明】

▽闘龍書体(とうりゅうしょたい)

闘争心にあふれ、力がありあまった若い龍が空を舞うさまをイメージして作られた筆書系デザイン書体です。力強さ、荒々しさを持ちながらも、堂々と伸び渡る文字が、龍というにふさわしい、雄大なイメージを感じさせます。画線には力強い筆の運びによって生み出された大胆なかすれが残されている一方で、文字の一画一画は丁寧に描かれており、可読性を損なうことなく、インパクトのある毛筆表現を可能にしています。

▽陽炎書体(かげろうしょたい)

ゆらゆらと地を這う陽炎をイメージして作られた筆書系デザイン書体です。その名の表わすように、画線には、揺らめく炎のようなゆらぎが残っていますが、そうしたデザイン的な画線処理が施されている一方で、ほかの書体に比べて太さの変化が少なく、漢字も一画一画が丁寧に描かれています。

▽黒龍書体(こくりゅうしょたい )

牡の龍が暗雲立ち込める空を荒々しく漂うさまをイメージして作られた筆書系デザイン書体です。太い線と細い線が入り混じる緩急のついた画線は、まるで猛々しい龍の感情の抑揚を表わしているかのようです。正方形を意識しすぎることなく、ダイナミックに描かれた一つ一つの文字は、一見、アンバランスにも見えますが、文章として組むとその力強いイメージで見事に調和します。

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