文字サイズ

列車の中で足湯体験!…近鉄名古屋~湯の山温泉直通「足湯列車」が今年も運行 源泉使用した本格派

今冬も列車に乗りながら足湯が楽しめる「足湯列車」が近鉄に登場です。近鉄電車は、11月30日(土)から2020年3月22日(日)までの土日祝を中心に、近鉄名古屋駅と三重県・湯の山温泉駅の間で、足湯の設備をそなえた観光列車「つどい」を直通運行します。足湯は運行当日に温泉が立地する菰野町の職員が源泉からくんできたお湯を使うという本格派。しかも今年は昨年より体験時間を長くしたり、月ごとの変わり湯を実施したりするそう。目的地まで車窓に流れる風景をのんびり眺めつつ、足湯を楽しむ…忘れられない旅になりそうです。

観光列車「つどい」は2013年の第62回伊勢神宮式年遷宮に合わせて登場しました。2018年7月にリニューアルし、イベントも実施するように。足湯列車もその一環で、はじめて運行した昨年は大変好評を集めたといいます。

「つどい」は深みのあるブラウンにあたたかみのあるオフホワイトのツートンカラーに金のラインを巻いたスマートシックな外観。リニューアルでは内装も一新し、落ち着いた雰囲気の列車となりました。3両編成で、真ん中の2号車に足湯キット(4人用2台)を設置。当日は乗車後、この2号車のバーカウンターにて「足湯利用券/大人、子ども(小学生)とも100円」を購入。順番に指定された時間に足湯を楽しみます。

それにしても、走る列車の車内でお湯がこぼれたりしないよう、どのような工夫がされているのでしょうか。また今年の運行に際して、昨年と比べ改良したところは?などなど、近畿日本鉄道株式会社の鉄道本部、若宮俊之さんに聞きました。

-「足湯列車」はどのような経緯で誕生したのでしょうか

「昨年は湯の山温泉開湯1300年という記念の年で、近鉄のエリアキャンペーンとして『ゆこうよ湯の山』を行いました。その中のイベントとして菰野町が作った移動式『足湯キット』を列車の中に載せれば面白いのではないかということで企画が始まりました」

-防水や湯の温度、清潔さを保つための工夫は

「列車の中に『足湯キット』を載せるため、何度か列車に載せてテストを行いました。その中で、急ブレーキをかけてもお湯が外に出ないように波けし板を設置したり、お湯の量を調整したりしました」

「また、足湯キットには『循環ろ過装置』がついており40度に保温しながらろ過を行っています」

-今年は足湯体験時間が長くなったそうですね

「往路の場合10時15分から13分間隔で7回に分けて各回、最大8名が足湯を利用できます。昨年は、1回の足湯使用時間は7分でしたが、『もう少し長く足湯に入りたかった』という声にお応えして、1回10分、と長く設定させていただきました」

-月ごとの変わり湯や、イベント時は特別な趣向を用意しているとか

「今年は月替わり湯ということで12月21日、22日は『ゆず湯』、1月11日、12日、13日は『まこの葉湯』、3月20日、21日、22日は『よもぎ湯』を予定してます」

「また、12月24日、25日はクリスマスにちなんだ装飾、2月8日、9日、11日はバレンタインにちなんだイベントを行う予定です」

-去年の運行からの反響や、今年の混雑状況は

「昨年の足湯列車運行中には『ぜひ来年も運行して欲しい』『列車の中で足湯につかれて楽しかった』などの声を多くいただきました。昨年後半は、ほぼ満席状態でご乗車を断念された方もたくさんいらっしゃったと思います」

「11月25日現在、満席の日はございません。1回の乗車人員が56名定員ですのでお早めにお買い求めください、乗車日の1カ月前から予約できます。近鉄主要駅のほか近畿日本ツーリーストの各店舗でも販売中です」

-最後にどんなふうに「足湯列車」を楽しんでもらいたいですか

「つどい『足湯列車』の中では菰野町の特産品の販売も行っております。『地酒3種飲みくらべセット』1,000円や『湯の花せんべい』、菰野町のキャラクター『こもしか』のグッズなどをお買い求めいただけます。列車に揺られながら、菰野町の地酒の飲みくらべをしてみても」

「また、つどい足湯列車券を購入すると、『御在所ロープウェイ』が割引になったり、日帰り温泉が特別料金の300円で利用できたり、パラミタミュージアム・フォレストアドベンチャー湯の山が割引で利用できる『湯の山温泉割引手形』がついていますので、ぜひご利用ください」

「ご乗車の皆様には、クイズも用意しております。正解すると『つどいクリアファイル』をプレゼントいたします。ぜひ挑戦してみてください」

(まいどなニュース特約・山本 明)

〇運行日程

11月30日(土)~2020年3月22日(日)の土・日・祝日を中心に計30日、近鉄名古屋駅~湯の山温泉駅間で直通運行(※近鉄四日市駅での乗降も可能)。 ・往路 近鉄名古屋駅10時06分発~湯の山温泉駅11時50分着 ・復路 湯の山温泉駅15時38分発~近鉄名古屋駅17時23分着 ※12月24日(火)、25日(水)は運行時間を以下に変更 ・往路 近鉄名古屋駅10時04分発~湯の山温泉駅11時50分着 ・復路 湯の山温泉駅15時17分発~近鉄名古屋駅16時59分着

〇料金

観光列車料金:大人510円、子ども(小学生)260円 ※別途、乗車区間に応じた乗車券が必要 ※足湯利用希望者は、当日、乗車後に「足湯利用券/大人、子ども(小学生)とも100円」を2号車バーカウンターで別途購入 ※足湯利用時間は購入順、指定の時間に足湯を体験

関連ニュース

    デイリーペディア

      ライフ最新ニュース

      もっとみる

      主要ニュース

      ランキング

      話題の写真ランキング

      リアルタイムランキング

      注目トピックス