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東大阪にお帰りなさい!トンプソン…W杯後は家族でパンダも見てリフレッシュ、近鉄で練習再開

ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、日本代表最年長の38歳で出場し、過去最高の準々決勝進出に貢献したトンプソン・ルーク選手が11月5日、所属する近鉄ライナーズのチーム練習に合流。15日から開幕するトップチャレンジリーグに向けて、東大阪市の花園ラグビー場で汗を流した。

トレーニング後はマスコミが20社ほど集まり、約30分間の取材に応じた。W杯を振り返り「日本代表としてのプレーはやり切ったか」という質問に「やり切った、と思えなければそこにいるべきではなかった」と静かな笑顔で自負を感じさせた。今期で引退を表明しているトンプソンは「近鉄は自分にとって特別なチーム。これからの3カ月全試合勝ちたい、優勝したい」と闘志を語った。

質疑応答は以下の通り。

-W杯後のコンディションは

「絶好調です! W杯後のオフのメーンはファミリータイム。和歌山へも行きました。長女はパンダが大好きでアドベンチャーワールドへも。あとは家の近所の公園で家族と過ごしたり」

-W杯での思い出は

「たくさん思い出ができました。南アフリカとの試合後、家族と一緒にグラウンドに入れたのは良い思い出。あとはアイルランド戦。その2つは特に覚えている」

-日本のラグビーの成長について

「日本のチームは成長している。効率が良く、精度の高いプレーができるようになっている。フィジカル面でも成長できていて、自分たちの可能性を信じるようになった。(2015年W杯を指揮したヘッドコーチの)エディー・ジョーンズがその種をまいていってくれたのだと思う。倒されても、ちゃんとやれば、勝てる、という意識を持てるようになった。だから現在の日本代表は勝利をつかめると信じている」

-久しぶりに東大阪に帰ってきた

「すぐにも戻りたかった。ここはホーム(家)です。友達も、その家族とも再会しました。わたしは家族とともに、この居心地の良い場所にいられて幸せです」

-ラストシーズンで何を残したいですか

「トップチャレンジリーグで優勝したいです。個人的には最後のシーズンですからモチベーションは高い。自分にとって近鉄は本当に特別なチーム。お世話になったし、互いに忠実な関係を築けた。(引退は)さみしいけれど、スポーツ選手は皆、いつかは直面するべきこと。今は集中してチームがしっかり勝利をつかむために貢献したい」

-これからの3カ月はチーム内の若い選手との競争もありうるのでは

「チームメートは皆仲間だけど、皆出場したい。わたしも出たい。これがプロ・スポーツの世界。新しい戦力が入って、古い戦力は出ていく」

「昔、あるコーチに言われたことがある…自分のジャージは自分のものではなく借りているもの。借りているからこそ、そのジャージを着る時はベストを尽くして、その後、いつかは返さないといけない。それは毎日チーム内で起こっていること」

-日本のラグビー界の今後についてメッセージを

「今年は日本のラグビーにとって大事な一年。メッセージがあるとしたら、日本の子どもたちに、そのお父さんとお母さんに『ラグビーを試してほしい』と言いたい。ラグビーは素晴らしいスポーツ。背が高くても低くても、身体が大きくても小さくても関係ない。(ここで自らのこぶしを心臓の上にあてて)心(ハート)が一番大切。チームワークについても、互いに忠実であることについても学べる」

※近鉄ライナーズの初戦は11月17 日ヤンマーフィールド長居で行われるvs清水建設ブルーシャークス戦。大阪・花園ラグビー場での試合は今季、11月24日に行われるvs豊田自動織機シャトルズ戦のみ

(まいどなニュース特約・山本 明)

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