キャリア官僚の覚醒剤密輸 国際郵便と分量で売買関与の可能性…小川泰平氏が指摘

 経済産業省のキャリア官僚で自動車課課長補佐の西田哲也容疑者(28)が、米国から国際郵便で覚醒剤を密輸しようとした麻薬特例法違反の疑いで警視庁組織犯罪対策5課に逮捕されたことを受け、元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は1日、デイリースポーツの取材に対して、その手口から「手慣れた犯行」であることを示唆した。

 警視庁組対5課によると、覚醒剤約22グラム(末端価格約132万円)が入ったビニール袋を、ページの間に袋とじの要領で隠したファッション雑誌が米国から日本に到着した際、宛先は西田容疑者の自宅以外の場所で、郵便局に同容疑者から自宅に届けるよう連絡があったという。捜査機関が中身を入れ替えて泳がせ捜査をしたところ、西田容疑者は代替物と入れ替えられていることに気付かないまま受け取ったという。

 小川氏はこの「国際郵便」と「22グラムの量」に注目した。

 同氏は「国内で違法薬物を手に入れようとすると必ず売人が必要であり、その場合、どこで自分の名前が出てくるか分からない。いわゆる『EМS』、国際スピード郵便は相当な数が日本と100か国以上の国の間を行き来しており、しかも雑誌など書籍類は荷物に比べて比較的あやしまれずに通過しやすい。そのあたりの手口は非常に手慣れていると感じる」と説明した。

 また、小川氏は「22グラムという量は、個人が使用する量にしては多過ぎる。500回分以上の量である」と、同容疑者が売買に絡んでいる可能性も指摘した。

 西田容疑者は「覚醒剤が入っているとは知らなかった」と否認しているが、小川氏は「こういったことを本人が過去にもやったことがあるか、あるいは、手慣れた者から入手方法を教えてもらっている可能性が強い」と指摘。国際郵便を使った手口と覚醒剤の量からして常習性が推測される。

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