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自動車もアートだ!世界的ビンテージカーが世界遺産「二条城」に集結 

芸術的ビンテージカーが世界遺産の二条城に集結した
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 今年も異色のコラボが実現した。世界最高峰の芸術的ビンテージカーが一堂に集う特別展覧会「コンコルソ・デレガンツァ 京都2019」が世界遺産の京都・元離宮二条城で4月13、14日の2日間開催された。日本文化を斬新な展示手法で世界に発信し続ける木村英智氏が総合プロデューサー。名車の中の名車が「二の丸御殿中庭」で展示された。

 欧米では約100年前から絵画や彫刻などのアートや伝統工芸と同じように自動車の芸術性を鑑賞し、評する歴史が刻まれてきた。それは自動車が単なる移動願望を満たす乗り物であることを超えて、デザインと技術力の粋を極めた結晶、ある意味「芸術品」という考え方から来ている。このようにデザイン性やクラフトマンシップを競い、より優れたものを称える文化を自動車の世界に持ち込んだものが「エレガンスさを競うコンクール」の意味を持つ「コンコルソ・デレガンツァ」だ。

 世界を代表する「コンコルソ・デレガンツァ」として、イタリア北部のコモ湖畔に建つグランドホテル「ヴィラ・デステ」で1929年から続く自動車の舞踏会ともいうべき「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」や、全米OPゴルフ選手権の名物コースとして知られる「ペブルビーチ・ゴルフリンクス」で50年から開催されている「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」などがある。

 「コンコルソ・デレガンツァ 京都」は2016年秋に元離宮二条城で開催され、今年で3回目。築城から400年以上の歴史を持ち世界遺産としても名高く、世界中から観光客が訪れる名所での開催は多くの反響を呼んだ。18年は1952年に生産され、イタリアで文化財に認定されている伝説の名車「アルファロメオC52ディスコボランテ」がお披露目され、世界的なビンテージカーの権威からも高い評価を受けている。

 3回目の今年、目玉のひとつが4月19日に創業100周年を迎えるイタリアの名門「ザガート社」の特別企画。航空機の機体製造技術を生かした軽量でダイナミックかつ現代アートのような先駆的な美しいデザインが特徴の名車を1930年代から最新まで、間近で一挙に味わうことができた。さらに、最高級スーパーカーのメーカーとして世界で名高いランボルギーニ社からは「ランボルギーニ・ポロストリコ」が特別展示され、コンクールに花を添えた。

 総合プロデューサーはアートアクアリウムの第一人者でもある木村英智氏。舞台は様々な歴史の舞台ともなった世界遺産「元離宮二条城」の中でも通常非公開の二の丸御殿中庭と申し分なし。コンクール出品カーはアルファロメオ、フィアット、トヨタ、ランボルギーニなど全54台。桜舞う中、荘厳な景色をバックにたたずむビンテージカー。スーパーカーブームを知る世代はもちろん、車好きにはたまらないイベントだった。(デイリースポーツ特約記者・山本智行)

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