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水の科学博物館でリアル謎解きゲーム 完成度の高さに大人もぎゃふん!?

館内などに設置されている暗号
入館時に配られるクイズ用紙
国の登録有形文化財にも指定されている建物
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 水道の仕組みや水の性質などが学べる神戸市の施設「水の科学博物館」で、館内を巡りながら水に関する謎解きゲームが楽しめる催し「水の妖精と伝説の桜」が開催されている。入館時に手渡される用紙と、会場に設置された暗号を照らし合わせて全5問をクリアすると、最後にはあっと驚くひとひねりが。子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる趣向で、世代を問わず評判になっているという。

 同館はリニューアルオープンした2017年3月以降、謎解きゲームを頻繁に開催。4回目となる今回は、各地でリアル謎解き&脱出ゲームを展開している神戸の会社「クロネコキューブ」とのコラボで、同館に住んでいる水の妖精と一緒に「魔法書」を読み解き、伝説の桜を探すという設定になっている。

 私も挑戦したが、1問目は正直すぐわかった。しかし2問目がいきなり難しく、早くもさじを投げそうになった。3、4、5問目と…それぞれ難易度もジャンルも異なる問題が用意されており、飽きさせない仕掛けに感服。そして最後、全5問の答えから導き出される「呪文」は×××のはずだが、あれ?解答欄のマス目と合わないぞ!

 「用紙を隅々までよく見てください」と同行してくれた同館職員の水畑俊彦さん。隅々まで…?おや、まさかここのこれが…ははーんなるほどね!謎が全て解けた瞬間、その仕掛けの細かさに思わず「うおおすげえ」と感嘆の声を漏らしてしまった。

 「大人の参加者からも『よくできた問題だ』と好評をいただいております」と水畑さん。週末には100人以上が参加するなど、集客アップにもつながっているという。

 ただ悩ましいのは、同館が「ものすごく行きにくい」場所にあること。ドイツルネッサンス風の重厚な建物は国の登録有形文化財で、春には桜が咲き誇る名所でもあるのだが、鉄道の最寄り駅からは上り坂を歩くこと約15分。近くにバス停があるとはいえ、地元の人以外はなかなか足を運びにくいというのが実情らしい。水畑さんは「これを機に館の魅力に触れてもらい、もっと多くの人が遊びに来てくれれば」と期待を込める。

 謎解きゲームは4月末まで。3月19日~4月7日には「さくらフェア」も実施。(神戸新聞・黒川裕生)

▼神戸市水の科学博物館 http://www.kobe-mizuhaku.net/

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