自律AI安全策で協業 ドコモビジネスとIBM
NTTドコモビジネスと日本IBMは7日、人間に代わって自律的に作業する「人工知能(AI)エージェント」の安全策づくりで協業すると発表した。機密情報の漏えいといった予期せぬ事故を防ぐ「ガードレール」を2社で確立させ、早ければ2026年度中に具体的なサービスを始める。
企業側がAIエージェントに任せる範囲や目的などを事前に明確に定めていなければ、AIが使ってはいけないデータを参照したり、法制度との整合性を欠いた結果を返してきたりする場合がある。AIの判断根拠があいまいだと、人間が承認するのは難しくなる。
2社はこうした実態がAIエージェントの活用を妨げる要因とみており、例えばAIによる出力を止める安全機能の開発を進める。安全策を備えていれば、多くの機密情報が絡む業務にもAIエージェントを使ってもらいやすくなると想定している。
協業では、大企業との取引を通じてAI活用の課題を把握しているドコモビジネスと、世界各国の法規制に対応したシステムを手がける日本IBMの強みを掛け合わせる。
