日銀利上げでローンに逆風 預金には追い風、8月から
日銀が6月に決めた利上げを受け、銀行の金利が8月から相次いで引き上げられる。短期プライムレート(短プラ)は日銀の利上げ幅と同じ0・25%上がる。短プラは変動型住宅ローンと連動するため、変動型ローンの金利も上昇する見通しだ。一方、普通預金金利の上げ幅は0・1%にとどまる。預金への追い風とローンの逆風は、吹く強さが異なる。
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3メガバンクは8月に、短プラを現行の年2・125%から2・375%にする。一方、普通預金金利は8月に現行の0・3%から0・4%になる。りそな銀行や三井住友信託銀行も0・4%への引き上げを決めている。
金融機関の預金獲得競争は激化しており、インターネット銀行はより高い預金金利を打ち出す動きがみられる。PayPay(ペイペイ)銀行は預金残高などに応じ、ポイント付与分を含めて、最大0・7%相当へ引き上げる。KDDI傘下のauじぶん銀行は、条件を満たせば最大0・75%になる。
