ノジマ、日立の家電事業を買収 1100億円、大手ブランド傘下
ノジマは21日、日立製作所の家電事業を約1100億円で買収すると発表した。大手ブランドを傘下に収め、家電事業を拡大する。店舗運営で得た顧客のニーズと、日立の技術力を組み合わせることで製品開発やアフターサービスに生かす考え。日立ブランドの海外家電事業も今後、新会社が継承する。
日立傘下の日立グローバルライフソリューションズ(GLS)が家電事業を新会社に継承した上で、ノジマが約8割の株式を取得して子会社化し、日立GLSは残りの約2割を保有する。
日立は近年、鉄道やエネルギー関連といった安定的に収益を得られる事業に注力する戦略を進め、デジタル技術の活用も重視している。事業再編の一環で、売り切りのビジネスが中心の白物家電事業は売却を検討していた。
日立GLSの家電事業は、冷蔵庫や洗濯機が主力製品。2025年3月期の売上高は3676億円で、従業員数は約5100人だった。
ノジマは25年にはパソコンメーカーのVAIO(長野県安曇野市)を買収するなど、自らブランドを保有する家電事業の強化を進めている。
