スペイン 途中出場メリノが2試合連続決勝弾!15日フランスとV候補対決 「三笘の1ミリ」以来のW杯失点も動じず

 「北中米W杯・準々決勝、スペイン代表2-1ベルギー代表」(10日、ロサンゼルス)

 準々決勝1試合が行われ、スペインがベルギーに2-1で競り勝ち、初優勝を果たした2010年以来4大会ぶりのベスト4入りを決めた。前半41分に今大会初失点を喫し、W杯記録だった前回大会からの連続無失点が6試合で止まったものの、後半43分に途中出場のMFミケル・メリノ(30)=アーセナル=のゴールで勝ち越した。14日(日本時間15日)にフランスと決勝進出を懸けて対戦する。

 無敵艦隊は揺れにも動じなかった。1-0の前半41分、スペインは今大会初失点を喫した。前回大会から続くW杯記録の連続無失点が6試合で止まった。最後に許した前回2022年カタール大会1次リーグ最終戦の日本戦で「三笘の1ミリ」から生まれた田中碧のゴール以降、国際サッカー連盟公式サイトによると650分。W杯最長を更新した連続無失点が止まったものの、冷静に舵を切った。

 負傷者の影響で尻すぼみとなったベルギーとは対照的に、途中出場の選手が勢いを加えた。後半10分から入ったFWトレスは流動的に動いてパスを受け、マークを混乱させた。後半34分から出たFWウィリアムスは縦に果敢に仕掛けた。失ったボールをすぐに奪い返す鋭さも増し、押し込んだ。

 怒濤(どとう)の攻めのクライマックスは同43分。攻め上がった右センターバックのDFクバルシのシュートをGKがはじいた。2分前にピッチに立ったばかりのメリノがこぼれ球を詰め、2試合連続の決勝点を挙げた。

 連続無失点がストップし、崩れてもおかしくない状況でチームが一体となって攻め続けた。途中出場のFWウィリアムスは「時々は少し苦しむのも悪くないよね」と平然と言う。失点でクローズアップされる形となった守護神のシモンについて、デラフエンテ監督は「並外れたことが成し遂げられた。記録を破るまでに何年もかかると思う。世界トップ5のGKの一人だ」とたたえた。

 これ「で代表戦は36試合負けなしで、準決勝の相手はフランス。得点ランキング1位のFWエムバペを、シモンはどう迎え撃つのか。優勝候補同士の大一番が実現する。

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