「北中米W杯・準々決勝、フランス2-0モロッコ」(9日、ボストン)
準々決勝が始まり、2大会ぶり3度目の優勝を狙うフランスがモロッコに2-0で快勝し、準決勝一番乗りを決めた。フランスは初めて3大会連続の4強入りを果たした。0-0の後半15分にFWキリアン・エムバペ(27)=レアル・マドリード=が先制し、6分後にはデンベレが加点した。エムバペはW杯通算20得点。3戦連発で今大会8点目とし、メッシ(アルゼンチン)と得点ランキング1位で並んだ。
世界屈指の右サイドバック、モロッコのハキミの挑戦は準々決勝で幕を下ろした。「前回の成績を超えたい」と臨んだが、過去最高の4位だった前回大会と同様、フランスに0-2で完敗。所属するパリ・サンジェルマンのかつての同僚で同じ27歳、親友のエムバペとそろって主将マークを巻き、劣勢の中でも奮闘したが実らなかった。
両チーム無得点で迎えた後半15分、再三対峙(たいじ)した盟友に先制点を許し、6分後にはデンベレに2点目を決められた。終盤には左CKで鋭いボールをニアサイドへ送ったが、反撃は及ばなかった。
両親がモロッコ出身で、スペインで生まれた。自身も含め、欧州出身者が多いチームを束ね「W杯に本命はいない」と果敢に頂点を狙った。31歳で迎える次回はスペイン、ポルトガルとともに共催国の一つとなる。4年後へ、悔しさを胸に再出発する。