北中米W杯で日本代表は1次リーグF組第2戦でチュニジア代表に4-0で快勝して勝ち点4とし、総得点の差でオランダ代表に次ぐ2位につけて、3大会連続の決勝トーナメント進出に大きく前進した。25日午後6時(日本時間26日午前8時)からの同組最終戦でスウェーデン代表と対戦。1次リーグを突破し、32チームによる決勝トーナメントでの対戦相手を見据えて、1位での進出をもくろんでいく。
最高の景色を見るため、日本はF組1位で決勝トーナメントに進みたいところだ。F組2位以内で1次リーグを突破した場合、決勝トーナメント1回戦の相手は1位通過ならC組2位、2位通過ならC組1組。C組は現在、ブラジルが首位に立っており、2位にモロッコが続く。C組もF組もこのままの順位で推移すれば、日本の相手はブラジルになる。
日本は昨年10月に行われた国際親善試合でブラジルに3-2と逆転勝ちし、14回目の対戦で歴史的初勝利を挙げた。とはいえ今回の舞台はW杯。最多5回の優勝を誇るFIFAランク5位のブラジルと、前回の4位が最高成績でFIFAランク6位のモロッコを比較すれば、ブラジルの方がより厳しい相手と言える。
ブラジルを避けるためにも、スウェーデン戦はゴールを量産しての勝利が求められる。オランダは、1次リーグ敗退が決まったチュニジアが相手で、ゴールラッシュの可能性がある。日本は現在、オランダと勝ち点、得失点差で並んでいるものの、総得点の差で2位。最終戦で日本とオランダがともに白星を挙げ、得失点差でも並んだ場合、日本はオランダを上回るために、より多くの得点を挙げる必要がある。
F組1位としてC組2位に勝てば、決勝トーナメント2回戦の相手はA組2位-B組2位の勝者。現在、A組2位は韓国で、B組2位はスイス。ここも突破すれば、準々決勝はE組1位で決勝トーナメント進出を決めているドイツや、現在ノルウェーが1位でフランスが2位につけるI組1位などが属する中での戦いになる。
一方、F組2位としてC組1位に勝った場合、2回戦の相手はE組2位-I組2位の勝者。現在、E組2位はコートジボワールで、I組2位はフランス。ここを切り抜ければ、A組1位で通過しているメキシコ、現在イングランドが首位に立つL組1位などが入るゾーンで戦う。
優勝を目標に掲げる日本。まずは過去4回すべて敗退した決勝トーナメント初戦を制するためにも、1位での突破をうかがっていく。
◆総得点で上回れるか 1次リーグで順位が並んだ場合は、①当該チーム間の勝ち点、②当該チーム間の得失点差、③当該チーム間の総得点、④1次リーグ全試合での得失点差、⑤1次リーグ全試合での総得点、⑥フェアプレーポイント、⑦最新のFIFAランキングの順で決定する。日本がスウェーデン、オランダがチュニジアに勝った場合は勝ち点7で並ぶ。直接対決で2-2と引き分けているため、④の得失点差、⑤の総得点が鍵を握る。仮にオランダが3-0でチュニジアを下した場合、日本が4-0でスウェーデンに勝てば、得失点差で1位突破となる。4-1で勝てば得失点差、総得点ともに並ぶため、イエローカード、レッドカードの累積枚数を数値化したフェアプレーポイントで決定される。