W杯北中米大会に出場しているモロッコ代表の主将、DFアシュラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)が、強姦罪で裁判を受けると欧州メディアが19日、一斉に報じた。
フランスの国際ニュース専門チャンネル「フランス24」は、「ハキミがオー=ド=セーヌ県の刑事裁判所で強姦罪の裁判を受けることになったと、ヴェルサイユ控訴裁判所が金曜日に声明で発表した」と伝えた。裁判の期日はまだ決まっていないという。仏主要メディアのフィガロ電子版は「ヴェルサイユ控訴裁判所は金曜日朝、モロッコ代表でPSG所属のアシュラフ・ハキミに対する強姦容疑の公判付託について判断を下した。この決定は2月末に予審判事によってなされ、ハキミは控訴していた。このサイドバックの選手は強姦罪で裁判を受けることになる」と報じた。
ハキミは23年2月に若い女性から強姦罪で告発されている。一貫して告発が虚偽だとして否定してきたハキミは、控訴裁判所の発表直後に自身のX(旧ツイッター)を更新。「裁判官は私の目を真っすぐ見て、『あなたが有名人でなければそもそも裁判は起こらなかったでしょう』と言いました。私は何年も沈黙を守り続けました。尊厳を保ち、辛抱強く待ち、正義を信じ続ければ、適切な判断が下されるだろうと考えたからです。今日、私のものでない物語が語られ、私の家族、私の人生、そして何より真実が損なわれています。私は自分が格好の標的になってしまったように感じることがあります。私は最初からこの裁判を待ち続けていました。そして今やそれを心待ちにしています。ついに私は声を上げることができるのです」などとつづった。
モロッコは19日(日本時間20日)にボストンで、1次リーグC組第2戦のスコットランド戦に臨む。