日本代表はオランダ戦から一夜明けた15日(日本時間16日)、米テネシー州ナッシュビル近郊で、オランダ戦の先発メンバー以外を中心にU-19日本代表との練習試合(45分×1本)を非公開で行った。2-0で勝利し、FW小川航基(28)=NECナイメヘン=とFW町野修斗(26)=ボルシアMG=が得点。負傷交代したMF久保建英(25)=レアル・ソシエダード=の状態が不透明な中、前線の2人がアピールに成功した。
“2戦連発”のゴールを決めた小川の表情は晴れやかだった。「コンディションもメンタル状況もすごくいい」と自信。練習試合ではFW塩貝との好連係を起点に、ペナルティーエリア外からのシュートを決めたという。「いい意味であまり“自分自分”していない。本当に昨日も僕のゴールじゃなくて、決まれば本当にいいと、心の底から思っていた」と話した。
オランダ戦では1点を追う後半30分から出場。終盤の同44分、右CKに頭で合わせ、鎌田の頭に当たる同点弾をアシストした。大興奮の一撃から一夜明け「(鎌田が)触っていなかったら、止められていたかもしれない。大地君のゴール」と冷静に振り返った。
小川とともに、代表でしのぎを削ってきたもう一人のFWも結果を残した。町野は左クロスのこぼれ球に詰めてゴール。離脱した遠藤航(リバプール)に代わる追加招集で、12日に全体練習に合流した男は「出遅れていますし、自分の感覚を取り戻すという意味でいい時間になった」と手応えをにじませた。
オランダ戦で負傷交代した久保はこの日、病院で検査。次戦チュニジア戦での出場可否が不透明なだけに、前線の2人にかかる期待は大きい。「ラッキーボーイになるつもりは全くないが、チームの勝利に貢献する中でスポットライトを当ててもらえるのであればうれしい」と小川。波に乗るFW陣がゴールを重ねれば、おのずと日本の勝利は近づく。