日本サッカー協会は15日、都内で会見を開き、6月11日に開幕するW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表メンバー26人を発表した。負傷組のMF南野拓実(31)=モナコ=、MF三笘薫(28)=ブライトン=、最終予選で主力だったMF守田英正(31)=スポルティング=、継続的に代表に招集されていた藤田譲瑠チマ=ザンクトパウリ=(24)らが落選した。
サプライズはなく、会見場からどよめきが起こることはなかった。少し意外だったのは、最終予選終盤から継続的に招集されていたボランチの藤田が外れたこと。選外の三笘が担っていた左シャドー(1・5列目)も所属クラブでプレー経験があり、選出は濃厚だと予想していた。
ボランチは負傷明けの遠藤を含めて4人。少ない印象を持ったが、森保監督はDF登録の板倉、瀬古を中盤で起用する特別プランを示唆した。ただ、2人とも代表戦において、ボランチでプレー機会がないのが懸念材料に映る。
度重なる負傷で日本代表でのプレーから遠ざかっている冨安も選出された。所属クラブでは4月11日が最後の出場となっている。森保監督が練習試合で90分プレーしていたことを明かしたが、公式戦でどれだけできるかが未知数だ。遠藤とともに負傷明けの“変数”がどこまでコンディションを上げられるかが、上位進出への鍵を握るだろう。
そして「唯一無二の魂」を自負する長友も選出された。指揮官も「過去4大会の成果と課題も全て知っている」と、苦しい局面こそ長友の存在は光となりそうだ。(デイリースポーツ・松田和城)