日本サッカー協会は15日、東京都内で記者会見を開き、W杯北中米3カ国大会(6月11日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表した。森保一監督(57)は日本代表の歴代最多5度目となるDF長友佑都(39)=FC東京=や左足首の手術から復帰を目指す主将のMF遠藤航(33)=リバプール=らを選出。一方、直前の試合で負傷したMF三笘薫(28)=ブライトン=の招集を断念。2002年日韓、06年ドイツW杯日本代表の福西崇史氏が分析した。
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予想した顔ぶれだった。何チーム分できる、ポジションを入れ替えながらでも組み立てられる、という点を踏まえてもこのメンバー。期待度は非常に高い。
長友はプレーできるのなら選ぶと思っていた。選べなかった人たちへの思いを考えたら、長友に関してはピッチの中以上に、選手側からチームをどう支えるかを含めて、かかる期待は高い。
三笘は症状次第だったと思う。森保監督は分かっているし、症状を考えたときに選べなかった。だから、どういう組み合わせで、だれを選んだ方がいいかということだったと思う。
鈴木唯はスタメンを取りに行くチャンスだし、塩貝もそうだ。前田も可能性が高まってきた。選手はアピールしていくことになるし、森保監督は相手を考えてだれを選ぶか。ただ、三笘ほどの選手はいない。
塩貝は局面打開という点で、まねできない絶対的なスピードを持つ。後藤は高さがあるので、大きい選手が多い中で生かせる部分もある。相手国への情報が少ないので秘密兵器にもなり得る。大事なところでの起用は大いにある。
遠藤や板倉、冨安はコンディションが上がると分かった上での選出。彼らのような経験をしている選手は日本にはいない。代えがきかない選手たちだ。
キーマンは鎌田。チームの軸になってきている。ボランチで頭角を現してきたが、攻撃的なこともできるし、バランスを取れることが大きい。
試合まで、選手たちはコンディションをより上げていかなくてはならない。ケガが怖い中で、どう上げていくかというプレッシャーもある。W杯はメンタル的な部分も大きく関わってくる。