板倉滉 スペイン戦へ強気「ネガティブになる要素ない」 五輪の雪辱へ「良いストーリー」
サッカーのW杯カタール大会に臨んでいる日本代表は29日、スペインとの1次リーグ最終戦(12月1日)に向けてドーハ市内で冒頭部分を除く非公開で練習を開始し、板倉滉(ボルシアMG)は「ネガティブ(否定的)になる要素がない」と強気の姿勢を貫いた。
勝てば2位以内が確定し、無条件で2大会連続4度目の決勝トーナメント進出が決まるが、敗れれば1次リーグ敗退となる。追い込まれた状況とも言えるが「勝てば(決勝トーナメントに)いける。そのタイミングでスペイン代表とできる。勝ち上がることを想定すると、すごくいい勢いにもなる」と語った。
さらに「コスタリカに負けて敗退した訳じゃない。スペイン戦が残っている。最高の相手と最後に戦って予選突破できたら最高。コスタリカに勝って突破できていたらベストだったかもしれないが、この状況を招いたのは自分たち。スペインを倒して(決勝トーナメントに)上がればさらに盛り上がる。そういった意味ではポジティブ(肯定的)に捉えている」と続けた。
スペインには昨夏の東京五輪で敗れている。「五輪で負けた悔しさは残っている。その悔しさを忘れずにここまでやってきたつもり」と強調した。「この素晴らしい舞台でまたスペインで対戦できるというのは良いストーリー。まさかここでまた当たるかと。ここで借りを返したい」。板倉はどこまでも前向きだった。
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