冨安、酒井とともに欠場へ 核心かわし「全然問題ない」と軽度強調 3日連続で全体練習回避

 ミックスゾーンで取材を受けた冨安健洋(撮影・金田祐二)
 笑顔で取材を受ける冨安健洋(撮影・金田祐二)
 取材を受ける冨安健洋(撮影・金田祐二)
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 サッカーのW杯カタール大会に出場している日本代表は26日、コスタリカとの第2戦に向け、ドーハ市内で冒頭部分を除く非公開で最終調整を行った。23日のドイツ戦で決勝点を挙げ「ドーハの奇跡」の立役者となった浅野拓磨(28)=ボーフム=は、2002年日韓大会の稲本潤一以来となるW杯2戦連発へ意気込んだ。左太もも裏の違和感で欠場が確実視される酒井宏樹(32)=浦和=の代役には山根視来(28)=川崎=の先発が有力。右太もも裏の違和感を抱える冨安健洋(24)=アーセナル=は欠場が濃厚となった。

  ◇  ◇

 「奇跡」の代償は大きかった。冨安がコスタリカ戦を欠場することが濃厚となった。酒井とともに3日連続で全体練習を回避。取材エリアでは「好きに書いてください。今日は別(メニュー)でやりました。出るかもしれないし、出ないかもしれない」と穏やかな笑顔で核心をかわした。

 練習の非公開部分ではピッチに出たことを自ら明かし、戦列復帰への強い意欲を示した。負傷について「正直、ドイツ戦も入ってすぐ違和感を感じた中でやっていた」としつつ、「検査をしてそんなに悪くなかった。打撲のところだけなので全然問題ない」と軽度であることを強調した。

 別調整が続く酒井も欠場が確実視され、守備陣に負傷者が相次ぐ。冨安は「(W杯のような)短い大会ではチーム力も大事になる。いい選手がたくさんいるので、チームとして勝てれば」と仲間へ信頼を寄せつつ、早期回復に集中していく。

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