南野拓実 日本の10番は特別「プレーで証明したい」【一問一答】
サッカーW杯カタール大会の日本代表、南野拓実(27)=モナコ=が10日、インタビューに応じ、初出場するW杯カタール大会への思いなどを語った。13日のフランス1部リーグのマルセイユ戦を終えてからドーハで日本代表に合流する。南野との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-初めてW杯に臨む。
「自分がまだ知らない大会なので、強い思いがある。ピッチでやることは変わらないが、多くの人が見て喜んでくれるから特別だと思う」
-過去2大会はメンバー入りを逃した。
「(2014年大会は)一つの目標だったし、行って何かできる自信はあった。(18年大会は)常に代表は意識していたが、コンスタントに選ばれている選手じゃなかったので入る気はしなかった。それでも同世代の選手が入っていたので悔しかった」
-前回のW杯後はリバプール(イングランド)移籍など激動だった。
「サッカー界は時代の流れがすごく速く、それを思い知らされた4年間だった。その集大成として何かを結果で残したい。振り返ると悔しい思い出の方が多かったので、それを含めて全部ぶつけてやるという気持ち」
-名門リバプールで出場機会は少なかったが、貴重な経験を積んだ。
「サラーとマネは誰よりも練習している2人だった。そういうのを見て学んだことも多いが、出場時間など失ったものもある。あの2年間もっとコンスタントにプレーしていたら、と考えたこともある。何か得たものがあったと言えるように今、努力している」
-今季加入したフランス1部のモナコでも出番が限られる。
「最初はコンディションが上がらず、フィーリングでも自信を失っていた部分がある。今はうまくいっていない状況にあるが、良くなっている手応えはある」
-背番号10でW杯へ。
「引退された中村俊輔さんや(香川)真司くんといった偉大な選手がつけてきた。そのバトンを受け継ぎ、日本の10番が特別であることを自分のプレーで証明したい」
◆南野拓実(みなみの・たくみ)1995年1月16日、大阪府泉佐野市出身。ゼッセル熊取FCからC大阪U-15、U-18を経て2013年にトップ昇格。15年1月にザルツブルク移籍。19年12月にリバプール移籍。21年2月にサウサンプトンに期限付き移籍し、同年9月にリバプール復帰。22年6月にモナコに加入した。国際Aマッチ43試合出場17得点。16年リオデジャネイロ五輪出場。174センチ、68キロ。
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