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フランス、20年ぶりの優勝へ王手 デシャン監督「非常に誇り」

 「ロシアW杯・準決勝・フランス1-0ベルギー」(10日、サンクトペテルブルク)

 準決勝1試合が行われ、自国開催の1998年大会以来2度目の優勝を狙うフランスがベルギーを1-0で下し、3大会ぶり3度目の決勝進出を決めた。決勝は15日(日本時間16日)に行われる。フランスは後半6分にCKからDFサミュエル・ウンティティ(24)=バルセロナ=がヘディングシュートを決め、リードを守り切った。今大会初めて無得点に終わったベルギーは初の決勝を逃し、14日の3位決定戦に回る。

 時に会場からブーイングが響こうとも、最短距離で勝利を目指す。スタジアムを興奮させる機会が少ない試合だったとはいえ、タイムアップの瞬間にピッチへと突っ伏すフランス選手の多さが、死闘ぶりを物語っていた。

 「選手を非常に誇りに思っている。同時に彼らの考え方にも、非常に誇りを思う。ゴールを決めるために、高いレベルでプレーするだけではなく、心理状態も素晴らしいからだ」。試合後のデシャン監督が振り返る。

 早々と試合を締めにかかった。後半6分、CKからDFウンティティが先制点。その後は無理に攻め込む姿勢は見せずに、自陣を固めつつもカウンターで相手を突き放す機会を探った。そんな姿勢を試合後のベルギー選手たちは「アンチフットボール」と非難するが、勝つための時間を全員が消費した。

 フランスは若いチームだ。平均年齢26・4歳は、本大会出場国の中で5番目に若く、多くの選手がW杯初出場。背番号10を背負うFWエムバペは、自国開催で優勝に沸いた98年の大会後に生まれている。チームとしては潜在能力の高さとは裏腹に、精神的なもろさも指摘されていたが、指揮官は「彼らの成長は素晴らしく、今後はさらに良くなる。今日も闘志もあった。すべてがよかったとは言わないが、彼らは成長している」と大会を通しての成長に手応えを感じている。

 98年の栄冠を主将として味わった指揮官が導く、頂点への道。決勝進出の立役者となった24歳のウンティティは言う。「フランスにW杯を持ち帰ることを願っている」。新世代のフランス代表が2度目の歓喜に挑む。

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