武田修宏、日本パス回しは「成長」 批判浴びたドーハの悲劇「あの時もし…」

 サッカー元日本代表でタレントの武田修宏が30日、MBSの情報番組「せやねん!」に生出演。サッカーW杯で日本代表がポーランド戦の試合終盤、リードを許している状況下で“パス回し”を続けて攻撃を行わなかった件を、自身が1993年に経験し批判の対象となった「ドーハの悲劇」を振り返り「日本は成長したと思う」と述べた。

 賛否がある今回の日本代表のパス回しを、武田は支持。同時進行で1-0で進んでいたコロンビア-セネガル戦で、セネガルが同点に追いつけば、日本の敗退が決まるリスクもあったが武田は「そうなれば批判を浴びることも西野監督は覚悟し、コロンビアの試合運びのうまさも考慮したと思う」と指摘した。

 武田は自身が出場した93年の、W杯アジア最終予選(イラク戦)を「2-1で勝ってた日本がもう1回攻めて逆襲食らって、アディショナルタイムにコーナーキックから同点に追いつかれて。W杯に初出場できなかった」と回顧。「あのときもし、こういった戦術、文化があれば、あそこでW杯に出て日本のサッカーの歴史も変わっていたと思う」と語った。

 武田は「当時はそんな戦術はなかった。それが文化になってきたので、そういう意味では成長したと思います」と述べた。

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