セネガル、涙の1次L敗退 シセ監督「違う形が良かったが、仕方ない」

 「ロシアW杯・H組、セネガル0-1コロンビア」(28日、サマラ)

 選手の多くが倒れ込み、しばらく立ち上がれなかった。引き分けでも1次リーグを突破できたセネガルは後半に失点して敗戦。日本とのフェアプレーポイントの差で涙をのみ、シセ監督は「敗退するなら違う形が良かったが、仕方ない。大会の規則は理解していた」と敗退を受け入れた。

 前半16分ごろ、FWマネが倒されて一度は出たPKの判定がビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)での映像確認の末に覆った。前半はコロンビアの攻撃を組織的にはね返したが、後半29分にCKから先制を許した。攻勢だった時の好機を逃したのが響き、アフリカ勢は全5チームが敗退。指揮官は「恥じることはない。諦めず努力を続ける」と戦いぶりを評価した。

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