アルゼンチン紙、W杯敗退危機に辛辣「魂はなく」、「メッシ失望の日」

クロアチアに敗れ、ぼうぜんとするアルゼンチンのメッシ(手前)ら=ニジニーノブゴロド(ゲッティ=共同)
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 「ロシアW杯・D組、アルゼンチン0-3クロアチア」(21日、ニジニーノブゴロド)

 アルゼンチンがクロアチアに大敗し、1次リーグ敗退の危機に瀕している。同国メディアは衝撃を持って、この敗戦を伝えている。

 「オイ」は「世界が震撼、アルゼンチンが平手打ちにされ、ロープ際に追い詰められた」とボクシングにたとえた見出しで報じ、「チームに魂はなく、アイスランドが勝利しないよう希望を灯すしかない」とチームの体たらくと追い込まれた状況を表現している。

 大手紙の「クラリン」は論説記事で「リオネル・メッシ、失望の日」と題して、「メッシは代表チームにすべてをかけてきたが、いまだに今回のW杯で彼のサッカーを見せられていない」と表現した。

 また「ラ・プレンサ」は「即興がアルゼンチンを崖っぷちに追いやった」という記事を掲載。「サンパオリ監督の効果的でない提案と、(GKの)ウィルフレッド・カバジェロのあり得ないミスが屈辱的な敗北の道を開いた」と辛辣だった。

 アルゼンチンは2試合を終えて1分1敗。22日に行われる同組のナイジェリア-アイスランドの結果によっては、自力での1次リーグ突破がなくなる。(引用はすべて電子版を翻訳したもの)

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