デンマーク、豪とドロー ハレイデ監督「ほっとしている」後半猛攻耐えた

 「ロシアW杯・C組、デンマーク1-1オーストラリア」(21日、サマラ)

 1次リーグC組のデンマーク-オーストラリアは1-1で引き分けた。デンマークは前半7分にMFエリクセンが豪快に左足を振り抜き先制。オーストラリアは同38分にMFジェディナクが2試合続けてPKを決めて追い付いた。デンマークは勝ち点4。オーストラリアは同1。

 2連勝を狙ったデンマークは先制点を生かせず、引き分けに終わった。後半はオーストラリアの前に守勢に回る時間が長かったが、勝ち越し点は許さず、ハレイデ監督は「勝ち点を4にできたことはほっとしている」と息をついた。

 前半7分、MFエリクセンが矢のような弾道で先制弾を突き刺した。ペナルティーエリア内でFWのN・ヨルゲンセンが技巧的なトラップを見せ、落としたボールに対し、左足を豪快に振り抜いた。トップ下のエリクセンは欧州予選でも12試合で11ゴール。エースの一振りで、ペルーを下した初戦同様に、主導権を握った。

 前半38分にPKで同点に追い付かれ、折り返した後半は勝利が欲しいオーストラリアの攻撃を必死にしのぐ展開となった。GKシュマイケルと堅守の4バックが連動し、ゴールは割らせなかった。

 前回出場した10年南アフリカ大会の1次リーグは、決勝トーナメント進出を懸けた日本との最終戦に敗れて敗退。悔しい思いを拭い去るべく、強豪フランスとの最終戦に臨む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカーW杯最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカーW杯)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス