ウルグアイ16強決めた!スアレスが100試合節目弾「まだ修正点はある」
「ロシアW杯・A組、ウルグアイ1-0サウジアラビア」(20日、ロストフナドヌー)
代表通算100試合出場の節目を自らの決勝点で飾った。ウルグアイを3大会連続の決勝トーナメント進出に導いたFWスアレスは「重要なのはチームの結果。3大会連続で次のステージに進めるのは素晴らしいこと」と、最初の目標をクリアした達成感に浸った。
前半23分、左CKに味方2人と相手GKが競り合うが、誰も触れない。それを読んでいたかのように遠いサイドで待ち構え、流れてきたボールを左足で合わせた。ゴールをこじ開ける抜群の嗅覚とセンスを発揮した。
過去2大会は故意のハンドによる退場や、かみつき行為で大会を追放されたことで騒がれた。31歳で迎えた3度目のW杯は精神的に成長した姿を披露する舞台でもある。その一端が垣間見えたのが前半42分。負傷者が出てプレーが中断すると、それまで激しくやり合っていた相手の肩をたたき、何かをささやきながらなだめた。
これでウルグアイ選手初となる3大会連続得点で、W杯通算6ゴール目。「誇りに思うが、まだ修正点はある」と、さらなる高みを見据えた。