「ロシアＷ杯・準々決勝、ウルグアイ０－２フランス」（６日、ニジニーノブゴロド）

　準々決勝が始まり、自国開催の１９９８年大会を制したフランスがＤＦラファエル・バラン（２５）＝レアル・マドリード＝のゴールなどで、１９３０年、５０年大会と２度の優勝経験があるウルグアイを２－０で下した。

　ウルグアイにとってはＦＷカバニの不在が響いた。ＦＷスアレスと２枚看板を形成するフランス１部の得点王は決勝トーナメント１回戦で左ふくらはぎを痛めて、負傷欠場。相手にボールを保持される展開でよく耐えていたが、前半４０分にＦＫから失点。タバレス監督が「われわれにとって重要な選手」と全幅の信頼を置くカバニの穴を攻撃陣も最後まで埋められず、４強入りは夢と消えた。