ウルグアイが初戦48年ぶり劇勝!後半終了間際、DFヒメネスが決めた

 「ロシアW杯・A組、エジプト0-1ウルグアイ」(15日、エカテリンブルク)

 1次リーグA組で、過去2度の優勝実績がある南米の古豪ウルグアイがエジプトとの初戦に臨み、試合終了間際にDFホセ・ヒメネス(23)がセットプレーから得点して1-0で制し、白星発進した。7大会ぶり出場のエジプトは今季イングランド・プレミアリーグ得点王のFWモハメド・サラー(リバプール)に出場機会がなかった。

 試合終了直前の劇的な決勝ゴールで、鬼門の初戦で48年ぶりの勝利を手にした。1970年大会後、W杯の1戦目は白星がなかったウルグアイ。「呪われているようだ。しかし、勝てればその呪いが解ける」。タバレス監督の願いは現実になった。

 前回大会で相手選手にかみつき、出場停止となったFWスアレスとカバニが組む世界屈指の2トップが先発。前半23分に放ったカバニのシュートは相手選手にクリアされ、直後にCKのこぼれ球からスアレスが打ったシュートは枠を外れた。後半43分にはカバニのFKが右ポストに当たるなど1点が遠かった。

 エースのFWサラーを欠き、守備を固めて引き分けを狙うエジプトに対し、歓喜の瞬間は試合終了間際に訪れた。右FKをDFヒメネスが相手選手に競り勝ち、高い打点で頭で合わせて待望のゴールをもたらした。

 30年、50年大会で栄冠を手にした「古豪」は2010年南アフリカ大会で4強入りし、復活の兆しを見せた。初戦の呪いから解放され、再び上位へ駆け上がるきっかけとなるか。

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